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ネタ的な面白さはあまりない地味な動画のため、アクセスは今のところそんなに増えていないが、将棋の駒の動かし方を覚えた方で、かつ、各駒の価値の違いを教えられるか覚えたかしていて、インターネットにアクセスできてハム将棋で対局ができる方にとっての素晴らしい将棋講座がニコニコ動画に上がっている。最短手数で勝ちに行くのではなく、本筋の手を踏まえながら、将棋らしい考え方を自然に身につけられるように編集されているのが特筆ものだ。
元の動画では、動かした手の読み上げと字幕が間違っている部分が一部あるが、そこはニコニコ動画、すかさずコメントで正しいものが見たユーザーによって流れているので、問題ない仕上がりとなっている。平手の講座でどのような戦法が取り上げられるのか今後も注意していきたい。
第３５期の棋王戦第１局が来年の２月５日に中国の上海で開催されることが報じられている。
棋王戦の海外対局は、１９７６年のハワイ対局以来２度目になる。将棋のタイトル戦の海外対局というと、竜王戦が有名だが、このニュースをきっかけに過去の海外対局（公式戦）を列記してみたい（将棋パイナップルのタイトル戦の記録、Wikipedia などを参照し、twitter の将棋クラウドの力も借りて作成）
12月20日にアフリカのコートジボアールで将棋の普及団体が法人として設立されたようだ。現地の方が将棋を指しているらしい写真もある。
アフリカのコードジボアール（象牙海岸という呼び名の方がなじみのある人が多いかもしれません）で12月20日に、同国内で将棋を普及するための法人の 設立総会が開かれ、法人の設立が決議され、Lionell Kouassi さんが初代の理事長として選出された（任期２年）とのメールが将棋を広める会宛に届きました。添付されていた写真のうち比較的写りのいいものを公開しま す。小さくてよくわかりませんが、手作りの盤駒で将棋をされているようです。
筆者は、フランスの将棋フォーラムやベルギーの将棋フォーラムで、この普及団体の法人設立に動いた中心人物（ハンドルネーム shikamaru-sempai。どうやって将棋を知ったのか容易に想像がつきそうなハンドルネームである）が書き込んだ法人設立の必要性を読んだことがある。リンクはフランスの将棋フォーラムのもの（フランス語）
フランス語はほんの挨拶程度の単語しか知らないので例によってネット上の機械翻訳に頼ることになる。英語に直して上記を読む限りでは、彼は同国内の高校生に将棋を広める気持ちを持っているのだが、学校にアプローチしようとすると、「おたく、法人格持っているの？」という質問をされ、学校に将棋を紹介するには法人格の取得が前提条件となるらしい、というのが上記フランス語のリンク先に書かれていることで、この投稿日が先月の19日。それから約1ヵ月後に法人設立の総会が行われた、というのがこれまでの流れ。つまり、同国内の高校生を初めとする学校の生徒に将棋を紹介しようというのが、法人設立の動機になっているのが想像できるのである。おそらくアフリカ大陸ではじめての将棋普及の組織的な動きと思われる。（南アフリカなどでネット対局をしている人が前から居るのを知っているが、個人的な動きにとどまっている）。
チリで将棋の普及をしている江越氏のブログが更新され、第一回アウストラル大学の将棋大会の写真が載った。以下がリンクである。写真は合計で５枚。日本大使館の館員も写真に写っているので、現地の日本大使館も協賛か後援か、江越氏の将棋の普及活動になんらかの支援をしているものと思われる。
写真１は第一回アウストラル大学将棋大会選手達。
２は在チリ国日本大使館文化部代表山本氏から優勝者クリスチアンさんへの賞状、賞品等の授与。
３は在チリ国日本大使館文化部代表山本氏から準優勝者クリストフェさんへの賞状、賞品等の授与。
４はアウストラル大学からの感謝記念品を国際協力機構シニアボランチィアの中川紘一氏からチリ将棋協会代表の江越克将へ授与される。
５は在チリ国日本大使館文化部代表山本氏へのチリ将棋協会代表江越克将の指導対局。
ゲーム好きで様々なゲームを紹介しているフランス人のブログZoubaoumkraftzomacで「どうぶつしょうぎ」が紹介されている。
フランス語を英語に機械翻訳して読む限りでは、「１分でルールを理解できる。よいゲームだ」というのがこのブログ主の結論である。
ペルーには、OnigiriTV.com という同国内の日本のポップカルチャーを中心としたイベントを精力的に追いかけて、YouTubeとブログで情報を発信しているビデオクリエーターのグループがあるらしい。今年の７月から数多くのビデオ（主に記者によるイベント現地レポート）を作成して発表している。本日将棋のビデオが２本上がった。首都の李まリマで行われた、Semana Cultural del Japón（日本文化週間）のひとコマのようだ。番組はスペイン語なので筆者には内容がよくわからないが、１本目は、記者のインタビューに答えている将棋のトーナメントに参加していた女性が「ナルト、シカマル」という単語を発しているのはわかった。２本目は、トーナメントの表彰式などが映っているが、在ペルー日本大使館の真鍋参事官が挨拶をしているようである。
YouTubeに上がっているLesson#1からLesson#40まであるHIDETCHI氏の英語の紹介・入門ビデオのLesson#4の再生回数が本日１万回を超えた。Lesson#1は既に４万回を超え、Lesson#2,3に続く紹介・入門ビデオとしての再生１万回超えである。
このLesson#4は、将棋の技術的な説明ではなく、駒を実際に動かすときの駒のつまみ方、持ち方の指使い、駒音を立てる駒の動かし方、駒を成るときの指使い、動かしたい升目の手前に駒がいるときの駒の動かし方などを、マルチカメラによる２分割の画面も一部利用して動く映像で説明したもので、海外の方へテキストや写真ではなかなか伝え切れなかった「強そうに見える手つき」（プロは指導対局で初対面の人の実力を計るときに相手の手つきをひとつの判断材料にしているということがよくいわれている）が映像によっていとも簡単に（実際にこの映像を作るのはたいへんなことだったと思うが）伝わるようになってしまったという点で出色のビデオである。
ベラルーシのミンスクのテレビで将棋が３分半ほど紹介されたらしい。つい最近放映されたもののようだ。
(映像の貼り付けを削除しました。当ブログのトップページにアクセスするだけで音が鳴ってしまうため。同じ映像は、13日に追記した YouTube のもので見ることができます-12/21） 使われているのがベラルーシ語かロシア語なので、筆者には語られている内容はわからないが、佐藤vs久保の第３４期棋王戦の公開対局と思われる写真や、アニメの『しおんの王』の一場面、将棋の浮世絵なども挿入されている。＜12/13追記＞
海外での日本人気＠まとめwiki - 世界は日本ブーム！？ からリンクされ、本エントリーが多くのアクセスを戴いている。便乗して、ベラルーシの将棋関連の日本語の記事をリンクにしてまとめてみたい。
今回、ウクライナの将棋交流の旅に参加するにあたり、ウクライナの将棋ファンや、普及に尽力している少年宮の関係者に会うのはもちろんだが、もうひとつ 楽しみにしていたことがあった。それは、ウクライナの北の隣国、ベラルーシの将棋協会のメンバーがやってきて、彼らと話ができることだった…
ベラルーシで最も権威があり、読まれているらしい新聞に、昨年に行われた日本将棋連盟主催の第３回国際将棋フォーラムにベラルーシ代表として招かれた Sergey Korchitskij さんが、千駄ヶ谷駅で王将のモニュメントの隣に立っている写真と、将棋の紹介記事が １０月に載った。ベラルーシ語はロシア語に似ているが、違う言語なのでネット上の翻訳ツールでは英語に翻訳できず何が書いてあるのかわからないのが残念だ が、かなりの分量の記事である。多くのベラルーシの方々が、この記事で、将棋というゲームがあることを認知してくれることが期待される…
ベラルーシ将棋協会のホームページが、同国のポータルサイト TUT.BY のコンテンツのコンテストで、Entertainment 部門の２位になった…
＜ 12/13夜再度追記＞
YouTube にもアップロードされている。こちらの方が見やすいかもしれない。
自分用のリンク集として記す。まずは、公益認定等委員会の公式ポータルサイト
公益法人協会のブログが、公益認定を目指す団体にとってきわめて有益な情報を発信している。下記のうち、アンケートの事由記入欄一挙掲載は各団体の率直な見解が垣間見えて興味深い。下記のブログは自分のRSSリーダーに登録して更新を見逃さないようにすることにした。
Shogi London のブログでほぼ毎月告知されて行われている Cafe Nero の将棋の例会に、日本からロンドンに赴任した日本人が出かけていって将棋を指したのを書いているブログを Twitter で教えてもらった。
Cafe Nero 店内で将棋を指している様子の写真がある。ロンドンに限らず、ヨーロッパの人はカフェで将棋を指すことが多い。一人の方と話す機会があったので、
「なぜ将棋が出来るの？」と聞いたら
「前妻が日本人で、その影響でね」と言っていた。
なるほど。色んなキッカケがあるものですね。
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