英語以外のインターネット上のしょうぎエントリーは、かつては国連公用語にもなっている、ロシア語、フランス語、スペイン語、中国語が多かったが、最近はさらにいろいろなローカル言語で将棋について語っているブログや、コミュニティが出てきている。気がついたらできるだけ Google 翻訳などを使って英語や日本語に訳して読むようにしているが、ローカル言語ではアルファベットで Shogi という文字が入っていないとなかなか検索で網羅するというわけにもいかないので、相当の漏れがあるものと思われる。また、そもそも、既に各国語で書かれる将棋関連のエントリーを全部読むというのはそろそろ無理な量になってきているという感じを今年に入ってから持っている。
そういうなかで、Facebook のインドネシアの友人が書き込んでいて知ったのが以下のエントリー。インドネシア語で書かれているので、Google の日本語訳と英語訳にもリンクする。
このブログでは、トッププロの画像を2枚紹介し、将棋が知的でエキサイティングなゲームであることが最初に紹介され、まだ、インドネシアでは将棋人口は小さいが、日本のみならず、中国やほかのアジア諸国、またヨーロッパで(インドネシアに比べて)盛んに将棋が指されているとかかれている。そして、いまのところ、世界を統括する将棋の国際競技団体は存在しないことに触れ、また、ヨーロッパにはヨーロッパ将棋連盟があり、毎年7月に国際大会を開いていること、また、昨年に中国の上海で海外のいくつかの国からも参加した上海都市対抗戦が行われたことが書かれており、インドネシアからは、主に経済的な理由で選手の派遣ができなかったことが書かれている。また、来年にポーランドで行われる国際大会には選手を派遣したいとも書かれている。
また、駒の漢字を難しく感じる人が多いためか、漢字を使わない駒を簡単に自作できると提案もしている。
さらに、将棋の駒落ちのシステムや、どうぶつしょうぎにも言及があり、初心者でも入りやすいゲームであることが示されている。
このブログを書いている方は、インドネシアで将棋の国内大会を開催することに興味がある方のようで、国内大会の開催の希望と、スポンサーを求めていること、また、インドネシア語での将棋の本の出版したいという気持ちを率直に表しているようだ。
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