これは、中長期的には、はっきりしていると思う。ただし、やっていてちっとも面白みを感じられないのが最大の難点。
その方法とは、将棋に関連する日本語の文章を Google 翻訳で外国語に訳して、その訳文について、「翻訳を改善する」リンクを押して、プロ棋士の人名とか、駒や戦法の名称とか、天童やタイトル戦の地名とかタイトル戦自体の名称とかは少なくとも Google が間違いなく訳せるようになるように、改善の提案を出し続けて、海外の方が日本語の将棋関係のコンテンツを Google 翻訳で訳したときに少なくとも意味が通じるようになるまで Google を賢くすること。これが最も海外への将棋普及には効くと考えている。
[翻訳を改善する] リンクとは
表示される自動翻訳より、もっと良い翻訳がありましたら、このリンクをクリックしてご提案の訳を投稿し、翻訳の品質向上にご協力ください。テキスト領域に元の訳文が表示されるので、訳文を修正してから [投稿] をクリックするだけです。
これは、やってみると、本当につまらない作業だし、反応がすぐに現れるわけでもないので、ともすれば空しく感じるのも事実である。英語で将棋のブログを書いていれば、少なくとも、コメント欄での反応があるし、また、アクセス解析を用いれば、どこの国からアクセスがあったとか、どんな記事が読まれているかとか、とにかく、読者の反応をある程度毎日把握できるのが、継続して情報を発信しつづける動機付けにもなるのだが。
しかし、これは中長期的には間違いなく将棋の海外普及に効く作業である。筆者は日本語を英訳したものしか翻訳の改善提案を送ることはできないが、他の言語が得意で、同じ志を御持ちの方は、ぜひとも、日本語の将棋コンテンツを Google 翻訳にかけて、翻訳結果の現状の品質にため息と悪態をつきながらも細々と翻訳の改善を提案する作業に手を染めていただければと思う。
と、ここまで書いてきて、そういえば、青野九段の日本語テキストを、英国のジャーナリストJohn Fairbairn 氏が訳した日英対訳形式の将棋技術書があったのを思い出した。それを、スキャンしてテキストにして Google に送りつけるのが将棋コンテンツの日->英の翻訳品質を上げるのに一番効きそうなので、その道を追求してみようと思う。難しいのは、効果がどれだけ期待できるのかを、インターネットをあまり使っていない人に説明して納得してもらえないまでも反対はされないようにすることである。そこなんだよね、いつも。
図解将棋名言
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e3326342.html
海外普及にどうぞ
投稿情報: muraki | 2011年11 月20日 (日) 19:25