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« 富士通のBonkras将棋の英文リリースが16日に出ていた | メイン | コンピュータチェスでは既にスマートフォンソフトがグランドマスター相当 »

2012年1 月24日 (火)

コメント

通りすがり

専門家などではありませんので不正確な部分はありますが,疑問に答えてみます.

Wikipedia:コンピュータチェスに「ハードの低性能化」の項があるように,アルゴリズム=ソフトウェア側の高効率化が進めば,nps(1秒間の局面評価量)は少なくて済むようになります.(人間が1秒3手程度でも強いのと同様)
http://ja.wikipedia.org/wiki/コンピュータチェス

一方,同じソフトでも改良により計算効率を上がるためソフトのバージョンごとなどでのnpsの比較は相対的に意味を持ってきますが,npsが絶対的評価基準では無く,どちらかというと一般向けにわかりやすい基準として出してるだけでしょう.
コンピュータ将棋間の事実上の棋力の基準はfloodgateと呼ばれるコンピュータ将棋同士の対戦場のレーティングとなっています.

ここに投入されているものはあくまで個人レベルのプログラマ達が趣味で競っている以上,全く同じ評価基準で競うのは不可能ですし,そうなると年1回の世界コンピュータ将棋選手権の優勝ソフトがその年の最強となるのも当然だと思います.

以上,長文失礼しました.

通りすがり

http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/logs/LATEST/players-floodgate.html

floodgateのリンクを張り忘れました.

takodori

> 通りすがりさん

 貴重な情報と示唆をありがとうございました。本エントリの次のエントリでいただいた情報を元にさらに展開をしてみました。

umagata

コンピュータ将棋関する疑問点示唆など参考になりました。
情報処理学会誌「情報処理」最近号では、ゲームの特集をしています。
コンピュータの処理スピードは急速に向上しているようです。1月16日安田講堂で「情報爆発:big date」の講演がありました。

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