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2009年12 月11日 (金)

将棋や「どうぶつしょうぎ」を売っているドイツのサイト

　Google Language Tool でさっとドイツ語から英語にして多分間違いないと思うのだが、ドイツの囲碁協会の関係者が運営しているサイトにオンラインショップが併設されており、囲碁用品だけでなく、将棋や「どうぶつしょうぎ」も売っている。「どうぶつしょうぎ」は北尾女流初段が今年行われた Essen Spiel に持ち込んだものが販売されているようだ。

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2009年12 月 9日 (水)

SHOGI MAZE - 英語で棋譜でーたべーすの棋譜が初手からの局面ごとに検索できるようになった

　フランスの将棋フォーラムを読んで知ったが、SHOGI MAZE という、棋譜でーたべーすの棋譜を初手の局面から一手ごとに指し手の選択肢をクリックして自分の望む局面をつくり、その局面の棋譜へのリンクを表示させる英語のページが登場した。

　以下がそのスクリーンショット。図の右側に表れている P7g-7f とか P2g-2f とかいうのは、次の指し手の選択肢で、それをクリックするとその手を指した局面図が現われ、その次の手の選択肢がまた図の右側に現われるというわけ。棋譜でーたべーすの全ての棋譜が対象となっているのかはまだチェックしていないが、これができたおかげで、英語で将棋情報を入手している人にとって、指定局面の棋譜の検索は格段に簡単になったことになる。また、本家の棋譜でーたべーすには無い機能として、現われる図には色がつくようになっているが、これは、実戦譜のある駒の動きを色付けしたものである。つまり、しらみつぶしに動かせる駒と動ける升目を色付けするという演繹的な手法ではなく、実戦譜の裏づけのある帰納的な手法で色付けされているところが結構コロンブスの卵で気がつかなかった新しさかもしれない。（２二角成りとか８八角成りの局面を表示させると、この方式が結構優れていることがわかる。お試しあれ）

2009y12m09d_100019484

棋譜でーたべーすは

”当サイトのカバーする範囲は定義がちといい加減ですがー 主としてプロや有名人もしくはメジャーな大会等 （プロ棋戦あるいはプロアマオープン、アマでは全国大会クラス等）の棋譜とします。 よって、ここにはアマ同士や対ソフトの棋譜は基本的には投稿しないで下さい。”

ということなので、基本的に世界最高水準のプレーヤによる棋譜が集められているものといえる。従って、色付けされた、ある局面の次の手の候補手は後に悪手とわかった手はもちろん含まれているが、指された時点では確実に良かれと思って世界最高水準のプレーヤー集団によって試された意味のある手ということになる。

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2009年12 月 8日 (火)

1万人近くのフォローワーを持つチェスのtwitter使いがHIDETCHI氏の将棋ビデオを紹介

2009y12m08d_092148484 　今現在で、9500人以上の人からフォローされている、英語のチェスのブログサイトChessvine.comを運営しているColonelCrockett氏が、HIDETCHI氏の英語将棋ビデオのTop Menuを、氏のブログとtwitterで数時間前に紹介をしてくれた。氏のBio欄を訳すと、「日中はチェスの先生、夜はブログ書き」と自己紹介がある。一万人近くのtwitterフォローワーを持つチェスの先生というわけだ。以下がそのtwitterと氏のブログChessvine.comへのリンクである。

Chessvine.com Report Top menu of HIDETCHI's Shogi(??) Videos: http://bit.ly/5YdiHK

比較の対象として適当かどうかわからないが、日本語の将棋twitterとしてフォローワーの人数が多い方がどのくらいかをまとめてみる（人数はこのエントリー時点のもので、リンク先をクリックしたときは違う数値である可能性が高い。また、筆者が見落としている twitterがあるかもしれないのでそれはご容赦願う）。

ちなみに、筆者の日本語と英語交じりの http://twitter.com/takodori/のフォローワーは339人。これらの数字を見ると、ColonelCrockett氏の英語のtwitterとブログでHIDETCHI氏のビデオのTop Menuが紹介されたことの意味が見えてくるのではないかと思う。英語でチェスの情報ををtwitter上で求めている人の数は、日本語で将棋の情報をtwitter上で求めている人よりかなり多いことが容易に推定される。英語で将棋の情報の発信をしていると、日本語の将棋情報を発信するよりも多くの人に情報が届く可能性があることを如実に示したのが本件であったといえるのではないかと考えている。本件は、チェス界からの将棋の海外普及への大いなるサポートであった。

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2009年12 月 6日 (日)

HIDETCHI氏のHow to play Shogi(将棋) -Lesson#3のview数が1万viewsに到達

How to play Shogi(将棋) -Lesson#1- Introduction, How to play Shogi(将棋) -Lesson#2- How the pieces moveに続いて、HIDETCHI氏の将棋入門ビデオのHow to play Shogi(将棋) -Lesson#3- PromotionのView数が1万viewsに到達した（太字による強調は筆者が施した）。

How to play Shogi(将棋) -Lesson#3- Promotion
I'll be talking about promotion and how the promoted pieces can move. #Next Lesso...
1 year ago 10,000 views
HIDETCHI

英語が母国語でないなど、英語は読めるがリスニングが得意ではない人向けへの対応も着実に進んでいて、HIDETCHI氏が主になって、入門ビデオのレッスン1から40まで、英語の字幕が今はすべてついている。

　英語字幕が40本分揃いましたので、あとは他国語への翻訳を待つのみです。ご協力頂ける場合は、字幕プロジェクトの説明記事をご覧下さい。よろしくお願いします。

各国語への字幕化の対応も、様々な人の協力によって進んでいる。まだ着手がされていなかったり、歩みが遅い言語もあるので、字幕化を手伝ってみたいという方は、上記リンクの字幕プロジェクトの説明記事をご参照されたい。

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2009年12 月 4日 (金)

昨夜のNHK総合 BEGIN Japanology についてのメモ

　昨夜の２５：１０分から、ＮＨＫ総合で放映された BEGIN Japanology で将棋が取り上げられた。番組は３０分番組の二ヶ国語放送。

　番組の内容は、将棋の紹介、司会のピーター・バラカン氏が恐らく平日の昼間に千駄ヶ谷の日本将棋連盟を訪れ、建物の紹介と、２階に上がって道場の中を案内する。画面変わって、大阪の通天閣近くの道場をカメラがとらえ、将棋はすべての世代に渡って指されている人気のボードゲームであることが説明され、将棋人口は８００万人と言っていた。また、プロ棋士の存在も最初に軽く触れられていたと思う。

　続いて、駒の種類と動かし方の説明。駒の名称はすべてチェス式（歩をPawn 飛車を Rookなど）で呼んでいた。

　さらに、興福寺の出土駒とか、織田信長が将棋好きであったとかの歴史的な説明が続き、進駐軍が将棋を禁止しようとして、それに反論をしたプロ棋士がいて将棋は禁止されなかったということも紹介された。さらに、ピーター・バラカン氏が渡辺竜王対三浦八段の一戦を対局開始時から見学する映像、その後は、渡辺竜王対 Bonanza 戦の紹介に時間がかなり使われた番組であった。

　大体以上であるが、これは、英語の将棋の紹介映像として非常にコンパクトにまとまったものと思った。また、進駐軍とのエピソードについては、Wikipedia の英語の将棋の項目などでも記載はないので、英語で将棋に関する情報を得ている人にとっては新しい発見もある番組になっていたと思う。本番組は、昨夜のＮＨＫ総合に先駆けて、ＮＨＫワールドで世界に向けて放送されたようだが、海外で将棋に興味を持った人が、簡単にいつでもこの番組を見られるようになると非常にいいと思う。

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2009年12 月 1日 (火)

シャンチーでは無料のiPhoneアプリケーションが出ているらしい

　mayizの日記: 2009/11/30のつぶやきによれば、シャンチー（中国将棋）では、広告モデルでユーザーが無料で使える iPhone アプリケーションが出ているとのことだ。将棋ではまだ、そのようなモデルでユーザーが無料で使えるアプリケーションは出ていなかったと思う。

mayizの日記: 2009/11/30のつぶやき

無料のシャンチー（中国象棋）iPhoneアプリiChineseChessについて：公式ホームページが出来た。広告付きで無料。

　上記で紹介されているのが以下のページ。日本語の説明のほか、英語、中国語の説明のページがある。対局画面のスクリーンショットも豊富である。現在は、対プログラムだけの対戦だが、人対人のネット対戦機能もバージョンアップで加えられていく予定のようである。Iphone の将棋アプリケーションのウェブサイトは、最初から英語の説明があるものは多いが、中国語の説明があるところは筆者の知る限りではなかったと思う。日本以外で一番将棋人口が多いのは現在は中国なので、中国語の説明があるほうが将棋アプリケーションも売れる機会が増えるのではないかと思う。

iccPlayer By INFOBRIDGE

　　Apple社がiPhoneを発売して以来、これほど中国将棋をぴったり表現できるツールはこれ以外は なっかたと思っていました。ぜひパソコン版iChieseChessをiPhoneへ移植したいと思いました。一年たって、ついに実現しました。 iPhoneで認識しやすいため、iccPlayerとの名前もつけました。パソコン版からの反省もあり、以下の特徴を込めての商品になりました：
　　　１、初心者も対局できる棋力レベル（初心者体験）の設定が可能
　　　２、ルールが分からなくても、駒をタッチするだけで、走法が分かる
　　　３、「悔棋」ができる
　　　４、「和棋」の要求ができる（ある程度頑張ってからが前提）

　　そして、今回のリリースは、無料配布にしました。

（中略）

広告のエリア

　画面上部の40ピクセル（約6mm）の高さのエリアで、スポンサーの広告を表示します。

　複数の広告の場合は、順次表示されます。

（以下略、詳しくは２つめのリンク先をクリックして実際にページを参照されたい）

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