第21期竜王戦の挑戦者決定戦三番勝負の第1局が始まった。振り駒で羽生名人の先手となった。
中継用のアプリケーションのバージョンは、Kifu for Flash pro が 1.06、 Kifu for Java pro が 2.34。共に、先手の羽生名人が王将、後手の木村八段が玉将を使っている盤面再生画面になっている。おそらく、実際の対局室でどちらの対局者が王将を手にしたのかを忠実に再現しているものと思っている。
今後、同じアプリケーションを使ってネット中継を行なう棋戦は、この竜王戦の中継の例に倣っていくものと思う。海外の方に、将棋を今起っているまま、できるだけありのままに近い形で伝えていくには、それが望ましいと考える。
< 当ブログでの本件の関連エントリー >
- 玉将と王将 (2006/5/14)
- 続、玉将と王将 (2006/6/21)
- 続々、王将と玉将 (2006/9/18)
- スポニチの「王将」へのこだわりには主催者としての矜持を感じる (2007/2/17)
- Kifu for Java, Kifu for Flash で玉の指定が可能になっている (2008/8/19)
コメント