毎日新聞の英字紙 Mainichi Daily News で天童の人間将棋の模様が報道されていた。
High school students dress as samurai for life-size game of Japanese chess
元になった日本語記事では、矢内女流名人、北尾女流初段の名前が出てくるが、英文記事では、将棋そのものを知らない若者の読者を意識しているためか、高校生が侍に扮して、人間将棋を行っている、という見出しのように、「高校生」「侍」に力点を置いた紹介記事になっている(リンク先に写真もあり)。
この英文記事を目に留めた読者がいたようで、いくつかの英文のブログが取り上げている。それをご紹介。
Live action samurai shogi! Take that, Bobby Fischer(Japanator)
[JAPAN] 8,000 people turn out for high school event of live version of Japanese Chess (J!-ENT News )
High School Students Don Samurai Garb, Act Out Life-siize Game of Japanese Chess(Rising Sun of Nihon)
筆者は、以前から英字新聞を持っている日本の新聞社はもっと shogi 関係の記事を英語で発信すべきという主張をしているが、上記の例は、そうすれば、shogi のことが英語で様々なところでもっと取り上げられるようになることを裏付けていると考える。ちなみに、Link 先の上から3つは technoratiによれば、303, 20, 148 のブログからリンクがあるとのことで、相当読まれているブログだと推測される。(「渡辺明ブログ」は232 の、「勝手に将棋トピックス」は 59のブログからリンクされている。いずれもこのエントリーを書いている時点での technorati のデータ)
筆者のブログでも人間将棋関係で過去にいくつかエントリーをしている。それらへのリンクを載せておきたい。
デトロイトで人間将棋が行われていた(5/18/2006)
フランスコルマーで行われたESC2006の写真公開(8/20/2006)
われわれが思っている以上に、人間将棋というのは海外の方にとって魅力的なコンテンツなのかもしれない。
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