本日、NHKで第32回公文杯小学生名人戦の放映があった。3位の佐々木君は長崎県の対馬からの参加。対馬といえば、九州と韓国との間にある島である。人口は、対馬市のプロフィールによると平成17年で約3万8千人とのことである。
今の小学生名人戦で3位までくるのは相当な実力。番組中のインタビューでも答えていたが、「周りに相手が居ない」のは、島の人口を考えると十分にうなずける。ではどうやって将棋を指しているかというと、「インターネットで」と答えていた。
将棋における対馬の環境と、海外の環境は、周りに強い相手が居ない(海外の場合は、相手そのものをみつけるのが難しいという場合も多いが)という点で似ている。その不利な環境のなかで、インターネット対局をこなすことで小学生名人戦3位という好成績をおさめる小学生が現れたことは、海外の子どもでも同様な成績を上げられる可能性があるということにならないだろうか。
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