以下のニュースが目に留まった。
日本将棋連盟が協力した携帯電話向け将棋サイトが続々とオープンしている。サクセス (株)サクセスネットワークスの会社発表はこちら。
将棋道場(ドコモ用)
将棋道場(ソフトバンク用)
バーチャルな将棋道場といえば、筆者が最初に思い浮かぶのは将棋倶楽部24であり、24は、英語ページができたときから、英語が読める全世界の人に開かれた道場であった。対して、ケータイ上の道場は、ケータイという性質上、日本語ユーザーだけに閉じた世界となる可能性が限りなく高い。今後の通信対戦の主流がケータイに移るとすれば、将棋の国際化を望む立場としては時代の流れで抗えないかもしれないとはいえ、少し困ったことになってきたといわざるをえない。
ケータイでネットに接続する人数比率が多いのは日本だけの特殊な現象なのかもしれないが、仮に世界各国でもゲームはケータイでということになると、shogi がその国のケータイのゲームに取り入れられる可能性は低い。他力本願な望みではあるが、日本以外の国では全世界に開かれた形でのネット接続が主流であり続けて欲しい。それが、将棋が世界に広がっていく大きな前提条件であると筆者は考えている。
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