Shogi Franceが、ウェブ上で将棋の図面を作成できるツールを公開した。PHPを利用している。ブラウザーがインターネットエクスプローラーではなく、モジラ ファイアフォックスを使う必要があるが、日本語を解さない海外の将棋ファンにとって、無料で将棋の図面を作成し、イメージファイルとして保存ができ、また、URL に落とせるツールができたのは福音だ。
使い方は簡単で、上記のツールのページに行き、マウスでPC画面上の矢印を将棋盤の任意の升目にもっていくと、駒の選択ができる小さなウィンドウが表示される。マウスクリックだけで、駒を消したり、表示させたりしながら求める図面を完成させることができる。持ち駒は、盤面の左右の駒の数字をやはりマウスクリックで選ぶだけある。
上図は、上記のツールで作成してみた図面をイメージファイルに落とし(.php という接尾子がつく)、それを画面撮影ソフトで撮ってJpeg 形式にしたもの。横歩取りの出だしで先手が▲3四飛と横歩を払った局面である。
この図面は、ツールの Language の項目で "Western" を選択した場合のもの。その特徴は、升目の位置を表日本方式だと「7六」「3四」というように、算用数字と漢数字の組み合わせで表示しているところが、"7f""3d"のyおうに漢数字の部分がアルファベットになっている点にある。
2番目の図は、上記のツールで Language を"Japanese"にした場合に出力される図面。われわれ日本人にとっておなじみの図である。
後手に玉、先手に王が使われているのが少し気になる。作成者には、「双玉のほうがいいのではないか」とコメントをを送っておいた。
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