まめに、Babel Fish Translation を用いて、フランス将棋フォーラムを英語に訳してのぞいている。今朝もそうしたところ、新規登録者の自己紹介的なスレッドに、モロッコのカサブランカに住んでいる高校生が発言をしているのを見つけた。クラシック映画の「カサブランカ」には、チェスのシーンがあるが、カサブランカで将棋に興味を持つ高校生がいるとは驚いた。
それによれば、なぜ彼が将棋を知ったのかというと、漫画の NARUTO からだという(コミックなのかテレビなのか映画なのかは不明)。おそらく、シカマルが将棋を指しているシーンを見て興味を覚えたが、モロッコ国内には将棋についての情報は無く、ネットで検索したらフランス語の将棋フォーラムがあるのを見つけ、喜んで参加をした、というところのようである。
幸いなことに、フランス語での将棋情報はかなり充実しているし、また、上記のフォーラムも盛んにメッセージが取り交わされている場なので、これをばねにしてモロッコにも将棋ファンが一人、さらに、一人と少しずつ増えていけばよいと思う。何にせよ、高校生というのがよい。若者が将棋に興味を持ったのを機会に、ネットを通じて国際交流を始めた事例がまたひとつ増えた。
私も高校生です!私は携帯のゲームに将棋が入ってるのですが、私が将棋に興味を持ったのも彼っ同じくNARUTOを読んでです!!!
投稿情報: リオ | 2007年2 月 2日 (金) 23:51
リオさん コメントありがとうごじます。
お返事が大幅に遅くなってしまって申し訳ありません。高校生の方がこのブログを読んでくれているとは思いませんでした。お知らせいただいたように、NARUTO が将棋に興味を持つきっかけになっている例は外国だけではなく、日本でも結構あると思います。この点については近いうちに、Google Blog Search の、日付条件指定の結果を示して補足をしようと思っています。
投稿情報: takodori | 2007年2 月13日 (火) 00:06