最近になって知ったが、オリコンは昨年の４月３日から書籍の週刊ランキングのそれぞれの部門の上位について推定売上部数の発表を始めている。昨年４月のオリコンの発表と当時のCNET のニュースにリンクをしてみる。
日本初、全国推定売上部数のブック・ランキング発表開始 ニュース-RANKING NEWS
オリコンは日本初となる推定売上部数に基づく本のランキングを新設し3日（木）、第1回目の週間ランキングを発表した。
オリコンが書籍の週間ランキングを提供開始--全国の推定売上部数に基づいたデータを公開:マーケティング - CNET Japan
オリコンは4月3日、全国の推定売上部数に基づいた書籍の週間ランキング「オリコン“本”ランキング」の発表を開始した。
オリコンの最新の週刊ランキングの発表は８月２４日付けのもの。それによれば、『３月のライオン』の推定売上部数は 275213 部となっている。まだ映像化されていないコミックスとしては非常によく売れている数字だと思う。
文教堂の POS データによるコミックスの週刊ランキング（8/10から8/16が対象期間）で、羽海野チカ氏によるプロ棋士が主人公の『３月のライオン』３巻が、『鋼の錬金術師』２３巻、『のだめカンタービレ』２２巻に次いで３位に登場した。
ネット上に感想が溢れていてとても全部を追いきれない。ひとつだけ Tip を。twitter の検索で３月のライオンの感想をさがすコツは、"３月のライオン" で検索するのではなく、"のライオン" で検索をすることのようである（ケニアのライオン絶滅のおそれなどのノイズを拾ってはしまうが）。比較のために両方の結果にリンクをしておく。
米国のチェスの GM のNakamura Hikaru 氏がチェスのジャパンリーグに参加するため思われるが先週来日していたらしく、その合間に羽生名人と交流をした顛末が氏のブログに書かれている。
Day 2: "Let's Try This Game Instead"
On the second day, my mother and I, along with Mr. Ozaki headed over to go see a shogi festival where the legendary Habu Yoshiharu played a rapid game. It was here, that I had the pleasure of meeting one of Habu and GM Joel Lautier's friends, Jacques Pineau. Although this was nice, it led to me ending up playing several games of shogi in which I got absolutely destroyed...sigh. I guess you can't be good at all games, eh? After this somewhat enjoyable, somewhat traumatic experience, we all went out and had a nice dinner at an eel restaurant as Habu put it.
とあるので、羽生名人がナカムラGMを鰻屋へ案内したようだ。
橋本崇載七段を英語で紹介しているエントリーを２つ書いているブログを見つけた。ヘアスタイルのことから、カメラ視線のこと、また、最近の浮き輪を伴ってのＮＨＫ将棋講座に登場などを網羅している。
このブログを書いている人はプロフィール欄を見るとKevin Giffordという方で、現在はゲーム産業の情報・ニュースの翻訳をやっている方のようである。日本語がかなりできる方のようで、上記二つにリンクした記事は、彼のブログで「２ちゃんねるで見つけた」という意味の2ch'ingというカテゴリーに分類されている。
＜追記＞
橋本七段の名前を間違って表記をしておりました。訂正しました。大変失礼しました。
王位戦第4局が本日終局した。２ちゃんねるの将棋・チェス板の該当スレッドの勢いのピーク値と時間をメモ。
第50期王位戦七番勝負 Part20 --- 6669 (5日17時）
第50期王位戦七番勝負 Part19 --- 4630 (5日11時）
第三局よりも終局の時間が早く、やや肩透かしを食った感じであろうか。勢いのピーク値は1万に乗らなかった。
本日付けの詰将棋メモで知ったが、「外国人や初めての人にも理解しやすい将棋駒」が、北尾まどか女流初段がギフトボックスの山本氏に相談をしたことをきっかけに、同氏によってデザインされたようだ。
将棋の駒には３つの特性が必要不可欠でることがわかりました。
１：王様以外の駒には敵味方の区別があってはならない。（取った敵の駒を自分の駒として使うため）
２：駒の裏面には成りの時に新しい動きの属性と表面の属性の２つが表現されていなくてはならない。（取った敵の駒を使うので、裏面を見ただけでも表面の属性が分からないといけない。使う時は表面なので。）
３：駒には方向性が示されていないといけない。（敵も味方も同じ駒なので、攻める方向性が無いと途中でどちらの駒か分からなくなってしまうから）
この３つの課題をクリアしたとされるのが上記のリンク先にある写真の駒。
漢字に抵抗がある人向けの駒として、画面ではなくリアルな盤駒として商品化されているものとして筆者が知っているものには以下のようなものがあるが、それらと比べて山本氏のデザインは最も洗練されているように筆者には思えた。
YouTube にアップロードされているHIDETCHI 氏の英語による将棋の入門ビデオ How to Play Shogi(将棋）の Lesson#1 の view 数が本日3万 views を超えた。
ビデオを見た方からの絶賛のコメントは絶えることがない。HIDETCHI 氏の Channel の方に昨日寄せられたギリシャの方と思われるコメントをひとつご紹介。
hello! i wanted to learn to play shogi, but in my country (greece) it is not very popular.after i found you on youtube, I liked it so much, that I bought my own board and we're playing with my brother every day (he is watching you to)
Anyway, You make nice videos, please keep on.
Many thanks（こんにちは。将棋を習いたかったんだけど、僕の国、ギリシャではそんなに将棋は人気がないんだ。だけど、君を YouTube で見つけてからは将棋が大好きになったよ。それで、自分用の盤を買って、毎日弟と指しているんだ（彼も、ビデオを見ているよ）。とにかく、いいビデオを作っていますね。これからも続けてください。感謝の気持ちでいっぱいです）
ビデオを見ただけで盤駒を実際に買ってしまわせるのは、HIDETCHI 氏のビデオがよくできていることもあるが、何よりも、将棋そのもの自体が魅力あるゲームだからではないだろうか。
王位戦第3局が本日終局した。２ちゃんねるの将棋・チェス板の該当スレッドの勢いのピーク値と時間をメモ。
第50期王位戦七番勝負 Part16 --- 11791 (31日18時）
第50期王位戦七番勝負 Part15 --- 5295 (31日16時）
やや早めの終局時間だったこともあって、ピークの値は1万1000を超えた程度にとどまった。また、公式サイトで手の解説がないと、書き込む材料も少ないというところだろうか。
８月１２日の『３月のライオン』３巻発売をまえにじわじわとメンバー数を伸ばしていた mixi の「３月のライオン」コミュニティが、本日の未明に「将棋」コミュニティの人数を追い抜いたようだ。今調べたところでは、「３月のライオン」が 6721 人、「将棋」が 6714 人である。
３巻が発売されると、１巻、２巻が発売されたときもそうだったので、「３月のライオン」コミュの人数は一気に増えることが予想される。mixi のコミュニティ上では将棋関連で最大のメンバー数がいるのは「３月のライオン」コミュニティということになりそうだ。
参考までに、今「ハチワンダイバー」コミュの人数を調べたところ、2675 人であった。
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