Google News の検索ワードshogiで本日引っかかったフランス語のニュースにこういうものがあった。
Seconde licence de la journée annoncée par Pika, Kings of Shogi (Shion no ou au Japon) est un récit captivant réalisé par Masaru Katori et Jiro Andô, dans lequel une jeune fille muette évolue dans le monde du Shogi (jeu de stratégie inventé au Japon et que l'on compare souvent au jeu d'échecs) pour découvrir le meurtrier de ses parents.
オンライン上の自動翻訳や日仏辞書などを使って解読したところでは、「しおんの王」のコミックがフランス語になって来年の5月からPikaという出版社から出されることになったようだ。Pika社自身のリリースにもリンクをしておく。
このPikaという出版社は、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「しゅごキャラ!」などのコミックスをフランス語にする翻訳出版を手がけている会社のようだ(そのほかの事業もあるかもしれない)。Amazon.fr で両者が売られているのが確認できた。以下は、そのリンクである。
- La mélancolie d'Haruhi Suzumiya : Decouvrez l'univers de la serie à la fnac
- Shugo Chara : Decouvrez l'univers de la serie à la fnac
フランスでは、すでに将棋の入門書もフランス語で発行されている。「しおんの王」のコミックス出版との相乗効果で同国でさらに将棋に興味を持つ人が増えることが期待される。
蛇足だが、「しゅごキャラ!」には「キャラなり」というシーンがよく現れる。
「なかよし」連載、「しゅごキャラ!」に出現する、主人公日奈森あむたちが持つ能力。
それぞれが持つしゅごキャラの卵と一体化し、キャラに変身する。
変身するキャラはしゅごキャラに依存する。
何か、将棋の駒の「成り」に通じるものがあるように思える、というかまんま将棋の「成り」である。この「キャラなり」がPika版でどのようにフランス語になっているかをたまたま同社のサイトの電子の見本版のようなところがあって見かけた。なんと、日本語そのままに"CHARA NARI"とされていた。「成り」という日本語がPika版の「しゅごキャラ!」読者には一般的になっているのではないかと思う。
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