12月4日から7日まで、上海で将棋の国際大会が行われた。日本からは、所司七段、中井女流六段、船戸女流二段、渡辺女流二級が訪問したほか、わかっているだけで、多くの国から参加者があった。以下、参加者のブログなどを紹介していきたい。
まず所司七段。まだブログのほうには記事があがっていなくて、全体公開の設定になっているMixi日記に豊富な写真とともに、大会の様子が書かれている(リンク先の記事を読むにはMixiのユーザー である必要がある)。
指導対局は20局ぐらいで、弟子の渡辺弥生女流2級は少しじっくり指して15局ぐらいだそうです。
日本女子プロ将棋協会(LPSA)からは中井広恵女流六段と船戸陽子女流二段が見えて大会会場で指導対局をされました。
所司七段の日記には、50枚前後の写真がアップされていて圧巻である。
続いて、中井女流六段。
大会1日目。この日は交流戦です。直接トーナメントの成績には関係ありませんが、成績優秀者は表彰されます。年齢・性別・国籍関係なく、盤を挟んで将棋を指している風景はいいですね。
2日目、まずは開会式です。上海体育協会の方々や上海棋院の方などが中国語でご挨拶。ボランティアの学生が英語と日本語で通訳するので、どうしても長くなってしまいます。
京都の将棋のがんちゃん氏のブログ。
- 参加国は12カ国で、3人一組の団体戦に(37チーム)個人戦を含めると210名が参加した盛大な将棋交流大会でした。
日本からの参加者だけでなく、さまざまな言語でネット上に記事があがっている。まずは、中国語のもの。写真がなかなか。
中国語では、たぶんテレビのものと思うが、映像でニューにもなったようだ。
次はドイツ語のページ。ここも写真を大きく載せている。また、ヨーロッパからの参加者一覧もある。
また、大矢順正氏のブログにると、
主催の上海将棋倶楽部の許建東氏から報告があった。3年連続で開催して来た大会は、今後は隔年に開催となる。次回は1012年に第4回大会を開催予定。
相談を受けていた上海将棋プロ棋士を育成する「上海将棋協会」(仮名)を申請していたが許可が下りたようだ。来年には日本将棋連盟とは直接関係のない上海将棋協会が設立されることになった。
上海独自の将棋プロ棋士が誕生することになる。
いよいよ組織的なプロ団体が上海にできるようだ。これまでも、ヨーロッパなどで将棋のレッスンを個人でしている人がいるというのは聞いたことがあるが、上海のこれは競技者のプロ団体ということであろう。海外に将棋のトーナメントプロの団体ができるのはおそらく将棋史上初めてのことになる。
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