1999年の第1回を皮切りに3年ごとに行われてきた国際将棋フェスティバル(第3回までは「国際将棋フォーラム」と呼称)が、今まで日本国内で行われていたのと異なり、第5回目の今年は初めて国外で行われる。場所はフランスのパリで今年の10月27日から30日まで。主催者によるフランス語と英語の2ヶ国語での情報提供がウェブ上で始まった。
リンクした先に、PDFファイルのオフィシャルインビテーションレターがダウンロードできるようになっている。それによると現在以下の29カ国に招待状が送られていて、今後、招待国の拡大もありうるとされている。
- 北米 --- カナダ、合衆国
- 南米 --- パラグアイ、ブラジル
- 欧州 --- オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ロシア、スロバキア、スペイン、スウェーデン、スイス、連合王国、ウクライナ
- アフリカ --- コートジボワール
- アジア --- 中国、日本、タイ
- オセアニア --- ニュージーランド
プログラムとしては、透明なシステムで選ばれた各国の代表1名ずつによるトーナメントと、誰でも参加できるオープントーナメント(昨年亡くなったイギリスの将棋普及家 George Hodges氏をしのんで、George Hodges Memorial と銘打たれている)および、まだ詳細は明らかではないが、(ヨーロッパの)チェスやチャンチー、囲碁プレーヤーとの何らかの合同・交流イベントが行われるようである。また、フリーの北尾女流初段が訪れることが明記されていて、日本将棋連盟からも2-3名のプロ棋士が派遣されることになるようである。
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