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« 2, Some notes about language の日本語訳 | メイン | 4. Differences between the UCI and USI protocolsの日本語訳 »

2007年1 月26日 (金)

コメント

香山

翻訳ありがとうございます。非常に参考になります。

コンピュータ将棋選手権で使われている、ASCIIによる盤面や指し手の表現形式(CSA形式)と
http://www.computer-shogi.org/protocol/record_e.html
それを用いたTCP/IP通信プロトコル
http://www.computer-shogi.org/protocol/tcp_ip_server_11_e.html
(コンピュータ将棋選手権やネット上でのオープン戦はこのプロトコルを用いて行われます。また、このプロトコルに基づいた対局サーバもいくつか公開されています)
がありますので、こちらともある程度整合性を取っていただけると、これまで将棋プログラムを開発していたプログラマにとっても便利かと思いますが、Tord氏はこれらの存在をご存知なのでしょうか…。(コンパクトさを目的としたものではありませんし、手数等はコメントとして表記する形になりますが)
それとも、UCIとの整合性上やむを得ないという判断なのでしょうか。

(日本語版はそれぞれ
http://www.computer-shogi.org/protocol/record_v21.html
http://www.computer-shogi.org/protocol/tcp_ip_server_112.html です。
 このほか、TCP/IP通信プロトコルの拡張モードというものもあります。
http://shogi-server.sourceforge.jp/protocol.html

暇人

素早い対応ありがとうございます>takodoriさん。

香山さんの言われる通り、盤面や指し手の表記にSFENとCSAのどちらを採用するかというのが大きな問題になると思います。個人的にはどちらでもいいと思っていますが、将棋プログラマの大半が日本人であることを考えると、CSAをそのまま使った方がいいような気もします。このあたり、将棋プログラマの意見が欲しいところです。
Tord氏はCSA形式を用いたTCP/IPプロトコルを解説したページは知っているはずですが、CSA形式自体を英語で解説したページ
http://www.computer-shogi.org/protocol/record_e.html
は知らないかもしれません。(このページはCSAの英語版トップページから直接リンクされていないので見つけにくい。私も知りませんでした。)

あと、将棋ソフト特有の使い方として、普通の対局だけでなく、ソフトに詰将棋の問題を解かせるということをよくやります。これに対応する必要もあると思います。
USIの原案を見たところ、エンジンに対して詰みの探索を命じるのはgo mateコマンドを使うのかと思いますが、エンジンが詰め手順や不詰の情報をGUIに返す方法が定義されていないように思いました。この部分の追加が必要かもしれません。

ところで、ブログだと、書いた文章がどんどん下がってしまいますよね。せっかく翻訳されたのですから、すぐ見つけやすいところに残せたらいいのではないかと思います。
どうせならCSAのページにそのまま載せてしまえばいいのではないかと思いますが、どなたが管理者なんでしょうか。

takodori

>香山さん 情報とご意見ありがとうございます。
Romstad氏は、Google Translation を用いてこのブログをチェックしているので、今まで知らなくても、香山さんの書き込みで知ることになったと思います。

>暇人さん
 コメントありがとうございます。いつも暇人さんののコメントで、ポイントがつかめた気になります。
 CSA は1人一票の民主的会員組織なので、会員外のどこの馬の骨ともわからぬ人間の作ったコンテンツなど載せるのは無理なんじゃないでしょうか。少なくともすぐには。
 このやりとりに興味のある方は、それなりにネットリテラシーがある方のはずですので、「USI関連」のカテゴリーhttp://shogi.typepad.jp/brainstorm/usi/index.html
を作ったことで必要十分とは申しませんが、かなりそれに近いのではと。
 もちろん、載せていただけるならそれに越したことはありませんが、その場合は、どなたかに翻訳の間違いを正してもらってからにしてほしいです。確実に誤訳はあるでしょうから。

gg

>A promoted piece is denoted by a '+' character immediately before the piece letter
成り駒は、駒の文字の直前の '+' 文字で示される。<denoteは「示す」程度の意味>
この辺りはチェスの駒の名前を英語(例えばbishopを角とせずにbishop)のまま書いた方が誰でも'B'などとの対応が付けられて分かり易いのではないかと思いますが,いかがでしょう?
>contiguous な
連続した
>are represented by a digit counting the number of squares.
升目の個数の数字1文字で表される。
>再び、黒の駒は大文字、白の持ち駒には小文字を使う。
ここは英語も非対称的になってますが,どちらも持ち駒のはずです.原著者に確認して頂けませんか?
>順番で並ぶようにリストされ
「順でリストされ」でいいような
>、"piles" とか
plies(plyの複数形)です
日本語的には単数形にして「"ply"とか"half move"...」かな
>手数は3になる
「move countは3になる」の方が対応が付き易いかと.
>このフィールドに入力がなくても、
このフィールドがなくても、
>そこには...の4つがある。
4つがダブるので「それらは...である。」の方が良いかと.
>初形配置
普通,初期局面あるいは最初の局面って言いませんか? (将棋ではこれが普通の言い方ならご免なさい;私は囲碁屋なので)
>SFEN 上では
SFENの元の意味を考えると「SFENでは」の方が自然だと思います.
>上記のように記述された
「これまで述べてきた」の方がいいでしょう.あるいは「上で説明した」.
>なぜなら、将棋にキャスリングとアンパッサンによる駒取りが存在しないのは明らかだからである。
なぜなら、これは自明だが、将棋にはキャスリングとアンパッサンは無いからである。
では.

takodori

 あれ、コメントを入れたはずが消えてしまいました。

> gg さん、重ねてありがとうございました。駒の名前は、そのまま角とさせていただきます。

gg

plyは単数形になってますが,half movesの方は複数形のままです.後,文字のサイズがおかしくなっているのと,「”」がゴチャゴチャ:)
>なぜなら、将棋にキャスリングとアンパッサンによる駒取りが存在しないのは明らかだからである
字消し線のある文と無い文が同じです.

gg

あそうそう,駒の名前の件ですが,前の主張は撤回し,英語/日本語両方あるのがベストであると思います.ので,どこかに訳注として対応関係を挟むのが,本文も長くならずに済むし,順当かと.

takodori

> gg さん
half moves を単数形にしました。字のフォントの大きさは、こちらの意図に反して大きくなってしまいましたが、html をいじると当方の知識の問題でさらにバラバラになる恐れがあるので、そのままとします。

 駒の名前については、訳注として挿入しました。

takodori

>gg さん

>再び、黒の駒は大文字、白の持ち駒には小文字を使う。
ここは英語も非対称的になってますが,どちらも持ち駒のはずです.原著者に確認して頂けませんか?

 原著者に確認の結果、持ち駒であるとのことです。

takodori

> 暇人さん

 エンジンから GUI へ詰めの情報を返す件ですが、"If you look closely, this information is already there. Look in
section 5.3, under the command "info". The engine can give numeric
scores by sending commands like "info score cp 139", or mate scores by
sending commands like "info score mate 7" (if the program is winning)
or "info score mate -6" (if the program is losing)." とのことで Section 5.3 にあるとのことです。いかがでしょう。

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