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2007年1 月27日 (土)

コメント

gg

>プログラマー向けに意図されたものである
「プログラマーを意図したものである」あるいは「プログラマー向けである」
>UCI については知識がないという方
直訳「UCI について何も知らない方」ではダメ? 原著は「何も」を強調している様に思えるので.
>USI と同等である
原著のミスでUCIですよね.あと,identical は同等より強い意味なので
「UCIと同一である」or「UCIと全く同じである」が良いかと.
>持つことになる
shouldをどう訳すかなんですが,「持たねばならない」は(これでも問題はないんですが)ちょっと強すぎる感じなんで,「持つ」と言い切って誤魔化すのはどうでしょう?
>Unicode のテキストファイルである。
この後に「翻訳ファイルのフォーマット(or書式?)は未定である」が抜けてます.
>オプション名称には
「オプションの名称の中には」or「オプション名の中には」ですね.
>選択できる名称
「オプション名」ですよね?
#余計なお世話とは思いますが,オプション名称って日本語として座りが悪い様に感じます.名称が余り馴染みがない言葉だからでしょうか...オプション名,オプションの名前辺りが順当なような.
>オプション名称にスペースを使える
オプション名称中にスペースを使える
>GUI は選択可能な名称を表示するのではなく
GUI はオプション名称を表示するのではなく
>オp所ン名称
オプション名称
>GUI で表示しかた以外の点で
「GUI での表示法以外の点で」かな
>同等である
同じであるor同一である
>棋譜ファイル
これは「(序盤)定跡ファイル」では?
>使われるように意図されている。
受け身が重なるのはちょっとあれなんで,「使われることを意図している」
#ここのstringは「文字列」と訳してしまった方がいいと思います.
>SFEN string(セクション3で記述) 
(セクション3で述べた様に)SFEN string
>Where UCI uses position fen , USI uses position sfen
UCI がfenである局面にを用いるところで、USI はsfenである局面にを用いるor
UCI が局面fenにを用いるところで、USI は局面sfenにを用いる
という意味に違いないと思うんですが,useにこういう使い方があると聞いたことがない...
>着手は、座標記法で書かれる。右上の隅(白側の左隅)が1aという升目になり、左下の隅(黒側の左隅)が 9i という升目になる英語による標準的な将棋座標を使うことになります。
普通に,
着手は、右上の隅(白側の左隅)が1aという升目になり、左下の隅(黒側の左隅)が 9i という升目になる英語で標準的な将棋座標を使った座標記法で書かれる。
ではいけないのでしょうか? 座標が重なるのが気持ち悪ければ「使った記法で」とすればいいと思いますが.
#後,ここだけ「ます」は妙です.
>異なる座標表現(例、7g7f)
異なる座標(例、7g7f)
>持ち駒を打つのは
持ち駒を打つ手は
>目的の升目
いい訳が見つかりませんが「打つ升目」あるいは「置く升目」でどうでしょう?
>升目をつける
升目を続ける?
>Plies
ply(Pを大文字にする理由がないのと日本語では通常単数形を用いるので)
>チェス式では Plies を数え、すべての動きを数えない
Full moveではなくplyを数える
#チェス式ってのはどこから?
>UCI エンジンにおいて3手詰め記録情報を送信するとき、USI エンジンでは、5手詰みの記録情報を送信しなければならない。
UCI エンジンが3手で詰んだというスコアを送信するような<仮定法なので>場合は、USI エンジンは5手で詰んだと送信しなければならない。
#スコアを「記録」と訳してしまうのはちょっと無理がある感じなのでスコアのままにしました.
>一定のプログラム動作を伴う
そのまま「その意味が決まっている」だと思いますが?

今日は時間が無くなったのでここまでにします.もしモンテカルロ碁に興味があったら上のURLにある論文の和訳も宜しく (_ _).

takodori

> gg さん 時間をかけてチェックしていただきありがとうございます。

 参考にし、ほぼお説の通りなおしました。

 一点、「(序盤)定跡ファイル」なんですが、私の知識の無さに起因するのですが、チェスの場合、定跡ファイルという終局までのデータを持たない形の「定跡」ファイルを持っているのか、そうではなく終局までのデータを持っていてそれを参照しているのかちょっとわからなかったので、そのままといたします。

gg

チェスは私も全く知りませんが,それならなおのことopening book fileを直訳して序盤定跡ファイルとするのがベターだと思います.
#囲碁ではopening bookは(序盤は冗長なので略して)定石と訳されます.
##チェスにはclosing book(終盤定跡)ってのもあるんでしょうかねぇ?

翻訳というのは地味ですが物凄く大切なことだと思います(欧米ではプロトコルの策定やマニュアルの整備,対局サーバの運用の様な,環境を整える作業もきちんと評価されるんですが).頑張って下さい.

takodori

> gg さん。

 今よく読み直すと、selectingを読み飛ばして、文法的に誤読していたのに気づきました。おっしゃるとおり、ここは明快に「定跡ファイル」とすべきでした。そのように直します。

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