最近の筆者の英語ブログへのアクセス元のひとつに "shogi tips"というキーワードでの google 検索結果(英語)があった。その検索結果に、Shogi Meetup Groups Sitemap(英語) へのリンクがあり、興味を覚え少し調べてみることにした。
Meetup.com というのは、英語版の Wikipedia の Meetup.com の項目によると、米国でできた、オフラインで近隣の人が出会うことを促進することを主眼とするコミュニティサイトとして出発をしたSNSのようである。先程登録してログインしたところ、全世界に 2,377,821 人のメンバーがおり、興味・関心別にわかれた 15,557 の Meetup Group とよばれるグループが出来上がっている。その1万5千以上あるグループのひとつが、Shogi Meetup Group というわけだ。
どこの人が参加しているのだろうか。世界地図上での参加者分布図のページ(英語)があり、その世界地図の下に、都市名別参加者の人数のリストがある。それによれば、米国が主だが、アイスランド、コロンビア、スコットランド、イングランド、フィリピン、フランス、スペイン、マレーシア、シンガポールから合計48人の方がメンバーになっている。だが、具体的なコミュニティ活動はまだ行われていないようだ。
筆者は、将棋の海外普及には、今後、国際的に展開するSNSをうまく使っていくことが必要と考えている。ただ、SNSは乱立気味であり、とても一人でフォローをできるものではない。将棋と外国語がある程度できて、指とまや mixi などでオンラインコミュニテイ体験を積み、外国語で将棋のオンラインコミュニティを立ち上げて、回していけるような方が現れ、有力な国際的なSNSには必ず、活動的な将棋のコミュニティが存在する、という状態になれば理想的だ。
尤も、そのような将棋コミュニティを回すのが日本人である必要はよく考えるとないような気もするし、現実には外国人が回している国際的な将棋コミュ二ティが数多く存在しているのも事実である。今後も、じわじわと世界に将棋のコミュニティが出現し、広がっていくことは確実であるが、その流れに日本人があまり関わっていないのを寂しく思うのは筆者の単なる感傷であろうか。
コメント