8/23 米長永世棋聖の「さわやか日記」に以下の記述がある。
甲子園の熱氣もさることながら、頭脳スポーツである将棋に打ち込む高校生の姿も感動します
甲子園の高校野球との対になっているので、「頭脳スポーツである将棋」という表現になったものと思われる。だが、「頭脳スポーツともいわれる将棋」ではなく、「頭脳スポーツである将棋」という断定的な表現が、私的な日記とはいえ、日本将棋連盟の要職にある方が使われたのがちょっと気になったのでメモ。
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うーん、僕にはどの辺りが問題なのか
良く分からないんですが
それ以外の側面を否定してしまうという事でしょうか^^;?
単純な比較は出来ませんが
サッカーがあれだけ流行ったのも、知らない人が見ても楽しめて、知ってる人が見ればより楽しめる。という部分が野球より勝っているからだと思います。一方の野球は、難しいが打率などの数字上のデータが多いことやピッチャーvsバッターという
形などが産むドラマ性などに魅力があるのだと思います。因縁の対決などを産みやすい。
プロの将棋に関しては昔のような人間ドラマが希薄になった分、内容勝負になるんでしょうが、知らなくてもそれなりに楽しめるサッカーや野球と比べ、ルールを知っている程度ではプロの試合を見ても全く楽しめないという一種の断絶がありますね。
日本人は、海外からの評価に良くも悪くも
意識する国民でしょう。国内でまったく評価されてない作品が海外で認められて逆輸入なんて話が良くありますし。
琴欧州を通してブルガリアの人が相撲を楽しんでいる姿を見れば日本人として、相撲に興味の無かった人も良い気分になります。同じような事が海外からプロ棋士が出る事によりおこると良いのですが。。。 川渕会長が2050年までに日本がw杯で優勝するとブチ上げたらしいですが、将棋連盟も2020年までに日本人以外のプロ棋士を作る事を目標にしてほしいです。 そのためには普及ももちろん、今の奨励会のあり方も改革していく必要があるでしょうが。
ところで、takoboriさんは将棋関係のお仕事をなさっているのですか?
投稿情報: niku9 | 2006年8 月31日 (木) 01:16
niku9さん コメントありがとうございます。
これ、書いていくと長くなるので、省略しますが、ひとつだけいうと、日本頭脳スポーツ協会という団体があります。そのホームページをみる限りでは、日本将棋連盟は競技団体に名を連ねていません。
筆者は将棋関係の仕事をほんのちょっとだけかじっている部分はありますが、本人の意識としては草の根の好事家です。
投稿情報: takodori | 2006年8 月31日 (木) 22:41