あまり知られていないことだが、将棋倶楽部名人戦には海外からも参加している人がいる。第12期もそろそろ大詰めが近づいてきているが、今期は好成績をあげた方がいるのでご紹介しておきたい。
60人リーグの二段の部の3位のsjtuRukawaさん(リーグ表の50番目)は上海の方。将棋倶楽部24のサークル「戦国将棋を楽しむ会」の守備的振り飛車軍団「毛利元就軍」でよく将棋を指しているとの事。また、60人リーグの5級の1位で「桂馬」のタイトルを獲得した YurySh さん(リーグ表の13番目)はサンクトペテルブルグで将棋の普及に尽力している方。彼らの戦績情報は、同サークルのメンバーの1人から教えてもらった。この方は将棋倶楽部24の棋戦の参加情報を英語にして shogi-l などに投稿されてもいるので、個別の海外のネットプレーヤーの動向については筆者も勉強になることが多い。
海外の人にとっての「本場」にあたる将棋倶楽部24の棋戦で好成績をあげたことは、それぞれの国、地域の将棋ファンの間ではちょっとした自慢であり、大いに励みになっていることであろう。
二段リーグ60人3位のsjtuRukawaさん、明日は上海で将棋大会があるとのこと。上海で最強はCクラスなんですが、Cクラス入りを目指しているとか。上海には彼より強い人がいるんですが言葉が通じないこともあり将棋倶楽部ではなかなかさせないとか。Brainking.comでもランキング3位の強豪を倒し好調のデビューを飾りました。上海では毎週強豪のそろう例会があって彼はその常連とのことです。上海以外で指す機会がなかなかないというのが上海の将棋プレーヤー共通の悩みのようです。
たいがあ 英語で世界に発信するブログ
投稿情報: 明日上海で将棋大会 | 2007年5 月12日 (土) 16:36
> たいがあさん
情報ありがとうございます。
ご存知のことと思いますが、kurnik には、簡体字のサイト説明があり、誰でも非公式大会を開催することができます。この機能を使って、上海以外の中国の将棋ファンとネットトーナメントを開催することを考えてみると面白いのではないでしょうか。
フランスでは、毎週月曜の夜(現地時間で)が Kurnik に集まる日になっています。
投稿情報: takodori | 2007年5 月13日 (日) 10:32
上海の将棋大会(5月13日)結果:
注目のSjtuRukawaさんは4位まで行きました。優勝は上海将棋通信にもよく名が登場する湯順傑(Tang Shunjie)さんで彼は上海で2番目に強いんだそうです。上海で一番強い人が不参加のためすんなり優勝が決まったとか。びっくりしたのは大会の参加人数。3000人ですよ。この規模ってアマ全国大会並(地方予選まで含めれば)ではないですか。
たいがあ 英語で世界に発信するブログ
投稿情報: たいがあ | 2007年5 月19日 (土) 08:24