毎日新聞で以下のような日本語記事が15日に流れた。
最古の漫画ともいわれる京都・高山寺(京都市右京区)所蔵の国宝「鳥獣人物戯画」全4巻の一つ「丙巻」が、表に人物画、裏に動物画を描いた1枚の和 紙を薄く2枚にはがし、絵巻物に仕立て直したものであることが分かった。修復していた京都国立博物館が15日発表した。丙巻は13世紀の作だが、王朝文化 への関心が高まった江戸初期に鑑賞しやすいよう表装したとみられる。 丙巻は和紙20枚をつなげたもので、前半は囲碁や将棋に興じる人物、後半は擬人化した猿やカエルが異なる筆致で描かれている。
鳥獣人物戯画が最古の漫画だとすると、漫画の世界では最初から囲碁や将棋に興じる人物が描かれていたことになる。漫画と将棋とは案外相性がいいのかもしれない。
このニュースが Mainichi Daily News で英訳されて発信されている。
The third scroll consists of 20 pieces of Japanese paper. The first half of the work shows people playing the games of go and shogi, while the latter half depicts anthropomorphic animals like monkeys and frogs with different brushwork.
記事中の写真では「囲碁や将棋に興じる人物」をはっきりと認識できないのが惜しい。
将棋普及強くなるために
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2823672.html
ぜひお読みください。
投稿情報: 村木 | 2011年2 月22日 (火) 21:40