月刊で発行される日英バイリンガルマガジンの「ひらがなタイムズ」の最新号(6月号)に、どうぶつしょうぎを紹介する記事が載ったようだ。雑誌媒体のため、全文は雑誌を入手しないと読めないが、そのさわりの部分が PDFで読めるようになっている。
記事は、「どうぶつしょうぎ」が生まれた理由をしっかりと日英両語で説明しているので、結果的に「どうぶつしょうぎ」だけでなく、将棋のよいパブリシティにもなっている。
「ひらがなタイムズ」はどんな人に読まれている雑誌なのだろうか。ホームページに以下の記述がある。
1986年の創刊で、現在100ヶ国以上の人に読まれています。読者層は20代、30代が主体ですが、近年は国籍を問わず中高年の読者が急増しています。
この通りだとすれば、100国以上の人に「どうぶつしょうぎ」および将棋について書かれた記事が届くことになる。
また、「ひらがなタイムズ」のホームページを見ると、雑誌の販売だけでなく、日本在住の外国人と日本人の交流パーティを東京で毎週金曜の夜に、大阪では不定期に開いているようである。
筆者はそういう場に居合わせたことがないのだが、twitter 上では時折、「どうぶつしょうぎ」が「婚活」に使えるというつぶやきを目にする。実は「婚活」にだけ特別に有効というわけではなく、要は初対面の人間が打ち解けるための道具立てとして、ルールが一目瞭然でわかりやすく、盤面の升目と駒数が少なく、イラストが可愛い「どうぶつしょうぎ」が非常に優れているということのようだ。本誌の記事で紹介されたのだから、「ひらがなタイムズ」の国際交流パーティの場で「どうぶつしょうぎ」が楽しまれるようになればいいなと思っている。
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