山形新聞のニュースより。
リポーター役を務める台湾の女優で、モデルのメーガン・ライさん(30)は「雪景色がとっても印象的。台湾ではこんなにたくさん雪が降らない」と話した。7日は、山形市の山寺、天童市の将棋などを撮影。今回の来日で収録したのは計4回分で、本県分は3月21日に放送される。
台湾については、「将棋世界」誌の2010年1月号の「村山慈明五段の台北支部訪問記」(結城広大氏記)に最近の状況が詳しく載っている。天童の将棋の部分が実際の映像となってオンエアされると、台湾の将棋ファンにとっては嬉しいサプライズになるだろう。
ところで、1月の19日に、天童では、「山形県・将棋の聖地づくり」というイベントが「文化庁地域文化振興芸術プラン推進事業」のひとつとして行われている。天童は、海外の将棋ファンにとっても、人間将棋の里、駒の生産地として日本人の将棋ファン同様聖地になりうるものと筆者は考えている。上記にリンクした記事にあるように、雪というのは暖かいアジアの国々の人にとっては魅力的に移る様である。台湾や、将棋ファンが50万人に達していると伝えられている上海などもほとんど雪と無縁の場所なので、雪と将棋の組み合わせなどで山形に将棋ファンで海外から観光にくる人が増えるような仕掛けづくりが、「将棋の聖地づくり」の長期のビジョンのひとつとして加えられればいいなと思っている。雪だけではなく、バンジージャンプや最上川等の急流でのカヌー、ラフティングなどのアウトドア活動も山形県内ではできるのだが、そういう渓谷とか急流での体験観光を売りにしている場所ってアジアの中でもあまりないのではないかと思っている。
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