チェスに特化したSNSのchess.comのメンバー数が100万人を突破した。伝統的なボードゲームのコミュニティでメンバーが100万人を超えるのは素直に凄いことだと思う。
面白いのはメンバー数の国別の内訳のページ。リンクはコチラである。今現在の上位10カ国のスクリーンショットを撮って貼ってみる。
chess.com は米国のサイトなので、トップが米国になるのはわかるとして、注目は2位がインド、5位がフィリピン、6位がオーストラリアということである。インドやフィリピンは公用語は英語だが、インターネットの利用はまだまだと筆者は思っていたが、上記の数字を見て認識を改めなければいけないと思った。また、オーストラリアは総人口が2100万人くらいの国なので、その国が6位にくるとはやはり驚きである。チェスのプレーヤーは潜在的な将棋ファンという仮定が成り立つとすれば、英語で将棋の情報発信をし、今、The 81-Square Universe が、英語で将棋ファンが対局や交流ができる総合的なコミュニティになりつつあるが、そうなれば、彼我の規模は全然異なるが、chess.com と似た性格を持っている面があるので、上記のような国々に多くの将棋ファンが生まれることにつながる可能性があるのではないだろうか。
コメント