お詫び
本記事は、事実誤認でした。
の著者は Kosuke Inagaki で、稲垣耕作准教授とは別人でした。初歩的なミスでした。申し訳ありません。
(以上、10日11:50頃追記)
昨日流れた産経新聞発のこのニュースは様々なブログでも取り上げられたようだが、触発されて「漫遇将棋」作者の稲垣耕作准教授の論文についてちょっと調べてみた。
プロに勝てる? 京都大準教授が新型将棋ソフト (1/2ページ) - MSN産経ニュース
稲垣准教授は平成17年から将棋ソフトの研究を進め、従来型ソフトの弱点だった状況判断力の向上に力を注いできた。
従来型は、コンピューター得意の記憶力を生かし、数万にもおよぶ膨大な棋譜をデータベースとして記憶したり学習し、超高速計算で最善手を選び出す方式が一般的。しかし、序盤の手を選ぶのが苦手なため、データベースを利用して棋士の定跡を真似るしかなかった。
CiNii 検索 - Inagaki Kosaku
Learning Evaluation Functions of Shogi Positions from Different Sets of Games:British Library Direct: Order Details
上の一番下のリンクにあるように、British Library Direct で、2007年に発表されたLearning Evaluation Functions of Shogi Positions from Different Sets of Games(Inagaki, K. Nakano, R.)という英語論文を購買できるようである。 コンピュータ将棋関連の英語論文を既に発表している開発者の世界コンピュータ将棋選手権新規参戦は、将棋の海外伝播にとって大きな出来事のひとつといえると思う。
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