昨年の全米将棋チャンピオンで、天童の国際将棋フェスティバルで来日もした Alan Baker 氏が、2月に仕事で上海を訪れたおりに、現地の将棋関係者と交流も果たしたようだ。そのレポートが shogi-l に投稿された。
1995年以来、許健東氏が上海で将棋を広め始めてから、上海の将棋人口が増え始め、学校で将棋を習った生徒は累計で60万人を超えていること。上海の将棋クラブは、市内18ヶ所の将棋センターからなっていること。将来有望と目される子どもには、毎週末に将棋クラブの中央支部で行われているトレーニングセッションでのトレーニングを施していること、個人戦・団体戦などのトーナメントが頻繁に行われていること、などが紹介されており、「次の10年以内にこの上海の将棋システムが初の日本人以外のプロ棋士相当の選手を輩出したとしても驚かない」という言葉で締められている。
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