日本語もサポートされているポーランド発の多言語ボード・カードゲームサイト PlayOK(旧 Kurnik)の将棋の対局時計は、かつては、chess と共通の仕様で、切れ負けかフィッシャーモード(一手毎に、設定した秒数が持ち時間に加算される)の選択であったが、この1週間くらいの間に、切れ負けか秒読みかの選択となり、フィッシャーモードは shogi では選ぶことができなくなった。多分、将棋倶楽部24などで指したことがあり、秒読みについて知る PlayOK ユーザーの誰かが要求を出した結果なのだろう(筆者はその要求は出したことはなかった。少し反省している)。
秒読みの設定は、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒、40秒、50秒の6種類7種類。60秒(1分将棋)の選択肢がまだないのが、ご愛嬌ではあるが、毎年夏に行なわれるヨーロッパ選手権は、秒読みはアマチュア竜王戦の本戦と同じく40秒で行なわれており、本番と同じ秒読み設定で練習対局が PlayOK でできるようになったということはいえると思う。
ただ、デジタルの対局時計や、将棋倶楽部24と違って、秒読みにビープ音が入らないので、気をつけていないとすぐに時間切れになってしまう。ビープ音が入らない秒読みを経験してみて、あの音が時間切れを頻発させないのに重要な役割を果たしているのを再認識した。
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