文化庁派遣の文化交流使として、昨年の8月末から欧州に滞在している本間六段の記事がMSN産経ニュースに載った。
本間六段は、日本将棋連盟が所有しているインターネット対局サイト(将棋倶楽部24のこと)が英語のページを持っていることをご存知のことと思う。ネットで将棋の対局をできることを知らない海外の将棋ファンの悩みは対局の相手が手近にいないことなので、現地で興味を持った方がどんどん登録するようにしていつでも対局ができるようにして欲しい。英語ページはあるものの、将棋倶楽部24は、登録の際に、フリーメールの制限があったり、パスワードのおしらせのメール(多分日本語)を待たなければいけなかったりと、海外の人にとっては結構敷居が高い。現地で出会って将棋に興味を覚えた方で希望する方が、全員無事に将棋倶楽部24のユーザーとなれるように手助けしてほしい。
なお、将棋が指せる多言語オンラインゲームサイトの Kurnik のユーザー登録のほうが日本語ができないユーザーにとっては(日本語ができるユーザーにとっても同じ。日本語ページがある)、将棋倶楽部24よりはるかにやさしい。本当はこちらのほうが楽だし、対戦相手も英語でチャットができる人が多いのだが、将棋倶楽部24という日本将棋連盟所有の対局施設が英語のページを持っている以上、Kurnik を勧めるわけには立場上行かないであろう。
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