2006年は「週刊将棋」に棋士のブログ特集が載るなど、将棋界の情報流通の形が変わってきているのを斯界の権威ある紙媒体も認めざるをえなくなった年として記憶されると筆者は考えている。ネット上のコンテンツの特性のひとつに、過去のエントリーへの遡及がし易いということがある。紙媒体だと、本棚や書庫をひっくり返したり、図書館にあたったりと結構な工数がかかるのだが、ネット上のコンテンツならば相対的に工数が少なくて済む。(余談だが、梅田望夫氏が最近言及し話題になった「金子将棋教室1~3」は、筆者の住んでいる近くの区立図書館には蔵書がなく、都立図書館も同様で、国会図書館まで行かないと閲覧できないことがわかった。行こうか、行くまいか悩んでいる。早いところ、絶版本の中身がネット上で全文検索できる時代になってほしいものだ。)
本日は今年一年間、プロ棋士、女流棋士がエントリーした海外普及、対局絡みの記事への一覧を作ってみた。
韓国行きの便は夜 — 不定期日記, January 19, 2006
韓日親善将棋交流典 — 不定期日記, January 20, 2006
韓日親善将棋交流典2日目 — 不定期日記, January 21, 2006
チャンギ(韓国将棋)の予選を観戦 — 不定期日記, January 22, 2006
韓国から帰りの日 — 不定期日記, January 23, 2006
上海から小学生2人と支部長の許建東さんが津田沼に — 不定期日記, February 06, 2006
上海の子は子供教室で交流 — 不定期日記, February 09, 2006
上海の子は高根木戸の研究会で勉強しました — 不定期日記, February 10, 2006
上海の子は小学生名人戦東京都予選に出場— 不定期日記, February 11, 2006
午後から上海 — 不定期日記, February 25, 2006
上海で所司和晴杯 — 不定期日記, February 26, 2006
上海で学校訪問 — 不定期日記, February 27, 2006
学校訪問2日目— 不定期日記, February 28, 2006
上海から帰りの日— 不定期日記, March 01, 2006
午後から台湾 — 不定期日記, March 23, 2006
台北で1日観光 — 不定期日記, March 24, 2006
台北支部の皆さんと交流 — 不定期日記, March 25, 2006
シャンチー(象棋)の交流 — 不定期日記, March 26, 2006
台湾から帰り — 不定期日記, March 27, 2006
上海の城市杯(都市対抗戦) — 不定期日記, August 03, 2006
上海交流 — 不定期日記, August 04, 2006
上海観光と恒豊中学交流および前夜祭 — 不定期日記, August 05, 2006
上海城市杯 — 不定期日記, August 06, 2006
これから中国の上海に行ってきます。 — 不定期日記, December 18, 2006
無事上海に着きました — 不定期日記, December 18, 2006
上海交流2日目 — 不定期日記, December 20, 2006
上海交流3日目 — 不定期日記, December 21, 2006
上海交流4日目 — 不定期日記, December 22, 2006
上海交流5日目 — 不定期日記, December 23, 2006
上海交流6日目将棋大会 — 不定期日記, December 23, 2006
今日はクリスマス将棋パーティー — 不定期日記, December 24, 2006
上海交流7日目 — 不定期日記, December 24, 2006(以上所司七段ブログよ り)
将棋国際交流in韓国(1)(2006/2/8)
将棋国際交流in韓国(2)(2006/2/15)
将棋国際交流in韓国(3)(2006/2/24, 以上メジャー取りに王手より)
出国。(2006/10/9)
観光。(2006/10/10)
竜王戦七番勝負第1局1日目。(2006/10/11)
竜王戦七番勝負第1局2日目。(2006/10/12)
サンフランシスコへ(2006/10/06)
行ってきます(2006/10/8)
明日から竜王戦第一局(2006/10/10)
帰りました(2006/10/13)
川崎職団戦&ロンドンへ行ってきます(2006/11/27)
yomizurakute mousiwakenai.(2006/11/29)
遅まきながら、ロンドン報告(2006/12/24,以上瀬川晶司のシャララ日記より)
ロンドンツアー ①(2006/12/16)
ロンドンツアー ②(2006/12/16)
ロンドンツアー ③(2006/12/16)
ロンドンツアー 最終回(2006/12/16、以上あっこ&ひろみオフィシャルブログより)
これ以外にもあるかもしれない。漏れがある場合は、ご指摘いただければありがたい。また、来年はもっと多くの棋士がブログを書き始め、海外体験についても触れてほしいと思う。日本語で海外体験について書き、写真を公開することも、立派な海外普及のひとつだからである。
(12/28追記)エントリーを起こすときは、海外に出かけていかれたプロ棋士が書いた記事を念頭に置いていたが、改めて自分の付けた見出しをみると、遠山四段のエントリーを入れないわけにはいかないなと思い直した。我田引水のようで気が引けるが、追加をしておく。
海外への普及(2006/11/9, 遠山雄亮のファニースペース)
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