複雑系については不案内だし、そういうときに頼りになる Wikipedia を参照しても、これといった解説にお目にかかれない。なので、ピントがずれている理解かもしれないが、文化の伝播がどのように行われるか、について複雑系を用いるとシミュレーションができるらしい。シミュレーションができるということは、人為的にある文化を伝播するにはどうしていけばよいのか、ということに対する知見も得られるに違いない、という問題意識を持っている。
そういった問題意識があると以下の論文はなかなか面白い(とはいえ完全な理解からは程遠いが)。
新文化の創造と伝播における伝統文化の影響と 遠隔地相互作用の影響(PDF,File, 筑波大社会工学類、藤崎氏、山野氏、秋山氏)
上記で触れられている参考文献なども読んだ後、改めて将棋の伝播に引き付けて考えをめぐらしてみたいと思っている。なお、上記は(株)構造計画研究所が行った第6回KK-MASコンペティションで発表されたもののようである。
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