mixi というソシアルネットワークサイトのコミュニティのひとつに、「日本文化を世界に伝えたい!」というものがある。そこの話題で最近知ったのが、職人.comというサイト。まだ20代の若者のようだが、店主の櫻井さんのメッセージが熱い。思わず応援したくなる。
最近届いた「碁盤・将棋盤」(吉田寅義著、大修館書店)を斜め読みしたばかりだが、盤師の吉田さんの職人としての匠の技は、ちらっと文章を読むだけでも、とんでもないレベルのものということがわかる。そう、将棋の盤駒の高級品は、世界に誇りうる職人の技の結晶なのだ。
日ごろ、ネットで外国の人と将棋を指したり、メールのやりとりをしょっちゅうしたりしていると、ネットの盤上だけで将棋の魅力を伝えられるような錯覚に陥ることがあるが、それではいけないだろう。物としての盤駒の魅力、それを作り出している人間の魅力、も、ぜひとも伝えたい部分である。
そういう意味で、上記の職人.com には英語版があるのがたいそう興味をひく。決済方法は Paypal とクレジットカードの併用のようだ。天童の駒など、このような場を通じて世界に紹介されるようになってほしい。
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