本日、BIGLOBE SOFTPLAZA の将棋連盟e-shopで、将棋NENKAN1.0と昨日から発売の棋譜Data2005を購入、というか、ダウンロード。筆者のインターネット接続はADSLなのだが、将棋NENKANN1.0のほうは難儀した。ボタンを押しても数分間は何のウィンドウもでも出てこない。もしかしてダウンロードが始まっていないのではないかと思ってボタンを2度押しするところだった。「現在ダウンロード中です。XX%終了です。いましばらくお待ちください」というようなメッセージでも出れば、安心して待っていられるのだが。棋譜Data2005のほうはファイルが軽いためか、あっという間にダウンロードが完了した。
これらを購入したのは、棋譜並べをしたいから、ではなく、どのような条件で棋譜の検索が可能なのかを把握するため。無料の棋泉とどこが違うのかを比べる意図もある。筆者は、現在の将棋の棋譜の検索機能は、ほかの分野の同種製品・サービスの検索機能に比べて圧倒的に貧弱だという感触を持っているので、詳しく検証をしていきたいと思っている。比較の対象としては、筆者がこのブログとは別の名で登録して書き込みをしている映画のユーザーレビューサイト、みんなのシネマレビュー、映画の関連でよく見るIMDb、および、35万局弱の棋譜を検索できる chessgames.com などを考えている。
ところで、将棋NENKAN1.0のヘルプによれば、このソフトの開発元は株式会社NTTデータ三洋システムとなっている。同社は三洋電機の情報システム部門が独立して出発した企業であり、同社ウェブの企業概要、事業概要を見た限りでは、この手のソフトウェアの開発を主要な事業として行っているようにはとても思えない。とすると、ユーザーからの機能増強の要望を取り入れて、将棋NENKAN2.0を開発して発売する、という当たり前のバージョンアップのサイクルがこの製品について適用されるのかどうか、ちょっと心配ではある。
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