NHK Eテレの「囲碁・将棋フォーカス」の将棋の聞き手役を務めていた元アマチュア女流名人の笠井氏が、番組を終え、中国に留学するようだ。
九月からの中国行きは奇跡的に奨学金を貰えることになって、決心しました。
自分の人生が今後どのような針路を辿っていくのかはわかりませんが、23歳のこの私が目指しているものを5年後も10年後も20年後も決して見失わないように、それだけは折に触れて自分に問いかけながら生きていきたいと思います。
中国でも中国語を早くマスターして現地の方々に将棋を普及したいです!!
もちろんシャンチーも覚えます。
笠井氏は北京で行われた AISEP(アジア国際学生将棋交流企画)2008の中心的なスタッフでもあった。中国で学業は忙しいだろうが、AISEP の活動や「囲碁・将棋フォーカス」の聞き手役などを通じて培った人脈をいかして将棋界と中国との間に新たなダイナミズムが生まれることを期待したい。中国の将棋ファンに「わたしは将棋を教えます。ですから、あなたは中国語を教えてください」とアプローチするのが、語学上達のひとつの早道ではないかと思うが、そんなことくらいは既に計画済みのことかもしれない。
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