アニメ『日常』20話で将棋の秒読みシーンを使ったギャグシーンが放映された。『日常』はクランチロールが米国をはじめ多くの日本以外の国に日本のテレビのオンエアとほぼ同時にネット配信しているので海外でも見ている人が多いアニメである。
ニコニコ動画にも『日常』のチャンネルがあり、最新20話を公開から3日間無料で見ることができる。日曜日の12:00に公開されたので、たぶん水曜日17日の12:00まで見ることができると思う。秒読みのギャグシーンは7:17くらいから。
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アニメ『日常』20話で将棋の秒読みシーンを使ったギャグシーンが放映された。『日常』はクランチロールが米国をはじめ多くの日本以外の国に日本のテレビのオンエアとほぼ同時にネット配信しているので海外でも見ている人が多いアニメである。
ニコニコ動画にも『日常』のチャンネルがあり、最新20話を公開から3日間無料で見ることができる。日曜日の12:00に公開されたので、たぶん水曜日17日の12:00まで見ることができると思う。秒読みのギャグシーンは7:17くらいから。
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筆者はまだその全貌をつかめていないのだが、どうも世界中のあちこちの国々の都市で年に一回かそれ以上「日本祭り」とか「ジャパンデイ」とか「サマースクール」とか呼ばれる日本文化を体験できるイベントが催されており、その中で将棋が紹介されたり、トーナメントが行われたりしている、ということがあるようだ。大体その手のイベントの情報は英語では流れずに現地の言葉でニュースが流れるので、Google などの翻訳機能を使っておおよその内容を把握することになる。本日紹介するのは、ルーマニアとリトアニアの情報で、Google の翻訳機能を使って日本語にしたものにリンクし、一部を抜粋することとする。
それは日本の大使館やBucurefltiの大学"イオンクリヤンガ"でサポートされているルーマニアの日本語教師協会(APJR)、主催事業(2009年夏以降)の第2版です。 "日本での7日間"と題し、今年は、語学コース、及び文化を通じて、近い日本へもたらす、ことを提案しています。
プログラムは、そのような将棋(日本将棋)、ゲーム、日本の浴衣、そしてアニメの上映、お茶会やカラオケなどの文化や教育活動の一環だった。
三度目のビリニュスで8月16から21までは伝統的な、近代的で日本のポップカルチャーフェスティバルnowJapanになります。
三年間、このお祭りはサポートしており、促進し、リトアニアの日本大使館。 美代子明石は、大使によると、このお祭りは日本文化に興味があるすべてのための優秀な、非常に貴重な機会を、複数の時間と経験を共有するために集まっています。 "我々はお祭りが毎年成長しているだけではなく、リトアニアではなく、近隣諸国から若者が増えているに貢献しているという事実によって非常に興奮して、" - 彼女の閣下夫人美代子明石氏は述べています。
日本の伝統的なゲームの囲碁や将棋のトーナメントを含めて、ビデオやテーブルゲームに従事できるようになる、ミニチュア盆栽を育てる、またはお茶会に参加することを学びます。
まだまだ、訳文はこなれていないが、一応、「将棋」という単語は日本語訳でもきちんと訳される程度には Google の翻訳機能は進化してきているようだ。リンク先の翻訳言語を「日本語」から「英語」にして翻訳しなおすと、もう少し内容がわかりやすくなる。
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第9話の舞台が天童で将棋シーンが頻繁に現れるアニメ『刀語』と、『しおんの王』を、「自分のお気に入りのアニメ」のリストに入れているブログを本日見つけた。
30作品が選ばれており、『刀語』は20位、『しおんの王』が12位に選ばれている。『しおんの王』のコメントでは
Shion no Ou inspired me to learn to play Shogi.(『しおんの王』に触発されて、将棋を指すのを学んだ)
とある(日本語訳は筆者による)。将棋のシーンが登場するアニメが、将棋を指してみるきっかけになっているわかりやすい実例だ。
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8/1 付け朝日新聞夕刊に「ネット対局 世界がハマる」という見出しの記事が載った。この記事は「将棋熱ニューウェーブ」という4回連載のコラムの1回目で、その回の記事を書いたのは小川雪記者。
この記事で書かれていることは将棋の国際化の今についてで、6月の末から7月頭まで来日していたポーランドの女子大生カロリーナ・ステチェンスカさんの紹介を皮切りに、ネット上で外国人が集っている対局サイトの81Dojoについて触れ、次いで81Dojoを運営している川崎智秀氏を紹介し、彼のコメント、将棋を世界に広める会の眞田理事長のコメント、日本将棋連盟の米長会長のコメントを紹介し、今年の10月にパリで外国で初めての国際将棋フェスティバルが開催されるという情報が載っている。
記事中の川崎氏のコメントを引用してその内容がよりわかるように関連したインターネット上のサイトにリンクなどをしてみる。
「将棋に興味を抱く人は世界中にいるのに、ルールの正しい情報や対局する場所が足りなかった。将棋を入り口に日本文化に関心を持つ人も多いのにもったいない。」
川崎氏はHIDETCHIというユーザ名でさまざまな将棋の普及活動を行っている。当ブログで再三取り上げているが、英語で将棋の様々な動画をYouTubeに多数アップロードしていて、世界中から絶賛を浴びている。
また、朝日の記事中にある81Dojoというのは、氏の呼びかけにインターネット上の有志が呼応してできあがり、今も進化している国際的な将棋対局サイトである。そこへのサイトと、昨年の10月に川崎氏が将棋を世界に広める会のシンポジウムで氏のYouTubeの動画と81Dojoについて語っているのでその書き起こしにリンクをする。
「外国人に理解できる世界標準の将棋ルールブックがなく、棋譜(スコアブック)の表記法もばらばら」
現在、英語を読める人が将棋のルールを知るために参照しているサイトは、大体次の3つのページである。
これらのいずれにも、振り駒の記述がない。そこで、川崎氏は、「将棋ガイドブック」を参考にして、より詳しいルールとマナーについて、英語化を試みている。
小川雪記者の記事は、将棋の国際化にネットが貢献している部分について新聞紙上で詳しく触れていたのが画期的であったと思う。
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海外ネタではないが、将棋の普及に関連したネタ。
くもん出版が8/21まで「NEWスタディ将棋」のモニターを募集しているのをくもん出版の Twitter で知った。募集要項の概要は以下のとおり。募集モニター数は5名で、申し込み締め切りは8/21,当選発表は8/24だという。参加申し込み対象は、「当選した際、くもんのコミュニケーショントイ「NEWスタディ将棋」をお子さまに使っていただいて、お子さんの様子や、ご感想をブログに投稿してくださる方(写真をつけていただけると嬉しいです)。」とのこと。詳しくは下記のリンクを。
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Kasimidzhanov氏は、ウズベキスタン出身のグランドマスターで、2004年に世界チャンピオンになった方のようである。その方がチェスの改革提言をFIDEに対して公開書状で7月21日に行った。
その核心部分がこれ。
And here is how it works. We play classical chess, say with a time control of four to five hours. Draw? No problem – change the colours, give us 20 minutes each and replay. Draw again? Ten minutes each, change the colours and replay. Until there is a winner of that day. And the winner wins the game and gets one point and the loser gets zero; and the game is rated accordingly, irrelevant of whether it came in a classical game, rapid or blitz.(これから、それがどう働くかを説明する。われわれはクラシカルなチェスの対局をする。たとえば、持ち時間が4-5時間だとしよう。引き分けになった?問題ない。白黒を入れ替えて、互いに20分ずつ与えて再戦すればよい。また引き分けになった?今度10分ずつ与えて白黒をまた入れ替えて再戦だ。その日の勝者が決まるまでこれを続けるのだ。すなわち、勝者は1ポイントを獲得し、敗者は0ポイントのままとするのだ。そして、その対局は、クラシカルゲーム、ラピッド、もしくはブリッツとしてレーティングされるべきだ。)
Kasimidzhanov氏には、引き分けの多さ、特にトッププレーヤー同士の対局で短い手数での引き分けが多いことが、チェスの危機を招いている、という問題意識があり、このような提言になったもののようだ。
このFIDEへの公開書状に対するChessbase.com 読者の反応をまとめた記事が8月3日に載った。その中で将棋に言及したものがあったので、それを引用する(太字による強調は名前をのぞき筆者によるもの)
Simon Blome, Germany
I'm just an amateur (Elo 1900) and I feel exactly the same about draws. I appreciate GM Kasimdhzanov's straight opinion and his proposal!A personal experience: I had a season in which I had every single game drawn! That was not bad but I felt dissatisfied with that season and thought of it as a waste of time. I hardly remember any of the games played. In contrast I had a season in which I had not a single draw! My result was four wins to three losses. Man, I remind all the games of that season. Some were won brilliantly, others were lost terribly, but there was not a single lame game without emotion. It was an inspiring, good feeling. So I think that 'emotion' is a word that GM Kasimdzhanov described but did not name in his open letter. In fact, emotion is a big thing in tennis, but a rarely experienced in (short) draws in chess. Spectators can feel with the players, they share their emotions! Another example is Shogi. In Japan there are live games on TV, with top rated players, professional live commentaries, live reactions of the players – all the things I wish we could have for chess sometime...
これはドイツの方の反応。日本ではテレビでトッププレーヤーの将棋のライブが行われており、プロ棋士のライブの解説を見ることができ、対局者のリアクションもみることができることを紹介し、それを羨んでいるコメントである。NHK杯はライブではないが、ライブの番組として、NHK衛星放送の名人戦と竜王戦、それとA級順位戦の最終局の番組があるので、そういう事情をよく知っている人がドイツにいることになる。
Harvey Patterson, Ottawa, Canada
Adding this rule would increase the likelihood that games would be played to victory (though not checkmate), which Mehrdad Pahlevanzadeh pointed out would be good for the fans. This would reduce the number of draws, but still would not prevent draws by agreement (those could still be banned or forbidden before a certain move), by repetition, perpetual check, or lack of progress. If we really want to get rid of most draws, let's also add the impasse rule from Shogi: if the game is drawn for any reason, the game is decided by counting the material of both sides. This would make it impossible for a losing player to avoid defeat through perpetual check; threefold repetition would only be worthwhile when both players have the exact same amount of material (threefold repetition could be banned); and it would even cut down on draws through lack of progress, which can easily occur despite one player having a material advantage of at least one point.
このカナダの方は、将棋の入玉時のの駒数による点数の規定を持ち出している。
チェスで引き分けの多く発生することについての改革提言に関しての議論で、日本人が議論に参加していないにもかかわらず、将棋への言及につながったことが筆者には嬉しい驚きである。結構、将棋のことを知っている外国の方が増えているのは間違いがないようだ。
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羽生二冠のチェスの棋譜が Chessgames.com の今年の7月30日の”Game of the Day"に選ばれた。"Games of the Day" というのは、Chessgames.com が一日に一局ずつ鑑賞すべき棋譜を再現機能上で提供するページ。実際の対局が7月30日に行われた、というわけではなく、この対局は2007年の6月5日に行われたもののようだ。
筆者も再現してみたが、途中、羽生二冠がナイトとクイーンをサクリファイスしていて(ナイトのサクリファイスは相手が取らなかった)、その収束は鮮やかである。このページにはユーザー向けのコメント欄があり、多くのコメントが寄せられている。"Gold General" とは、将棋の金将のことであることを英語のWikipediaのShogiの項目にリンクしながら説明する人や、Yoshiharu Habu とは将棋のチャンピオンで、歴代チャンピオンの中でも多くの人に第一人者と目されている人物である、ということをコメントしている人がいて、この棋譜がGame of the Day に選ばれたことで、多くのチェスファンに将棋が紹介される結果となっている。
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昨日 Twitter 上のやりとりから「将棋を楽しむためのソフト開発者の会(仮題)」が発足した。
前回札幌に来たときに @ginsho さんと、AIを強くするだけじゃなくて、将棋を楽しむためのソフト開発者の勉強会をしたいって話になりました。将棋界にはあまりに優秀な天才達が多い。だけどたいてい独自開発。横を繋いで情報共有したらすごいことできちゃうんじゃない?企画しようかな。
さすがに皆さんレス早い~!! 「将棋を楽しむためのソフト開発者の会(仮題)」googleドキュメントでリストつくっておきました。 http://bit.ly/qVZABb @na2hiro @SuzukiShogi @fantakeshi @tarumi @koudayu
「将棋を楽しむためのソフト開発者の会(仮題)」参加者リスト http://bit.ly/qVZABb 一般公開してるので、ご希望の方は書き込みどうぞ☆ #shogi
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先月になるが、7月14日から17日までドイツ南西部ルートビヒスハーフェンで行われたヨーロッパ選手権戦、ワールド将棋オープン戦などについてまとめておく。
まず、日本語の新聞記事。
腕組みをしながらじっと盤面を見つめるドイツ人棋士たち。将棋を指せない自分が悔しくなってきた。
アジア以外では最大規模というアマ将棋の欧州選手権がドイツ南西部ルートビヒスハーフェンで開かれた。ドイツ開催の今年は日独交流百五十周年にも 当たり、同時開催のオープン選手権とあわせて欧州のほかにも日本、中国など十五カ国、約百人が参加。四日間で各種対局を重ねた。
欧州での悩みは、指導書などの翻訳が進んでいないことという。プロ棋士による指導対局で、日本から訪れた瀬戸博晴六段は「熱心さに驚いた。将棋を今以上に世界一流のゲームと認めてもらうため、海外のレベルを高めたい」と話した。
海外の将棋大会の様子が日本の新聞で紹介されるのはあまり例がない。
続いて、日本語のブログ。日本からの参加者によるもの。写真が多いのでリンク先を見ていただければと思う。
7月13日(水)~21日(木)まで、上田将棋指導員と二人でドイツでの将棋交流・早指し戦並びにワールドオープン将棋選手権に出場してきました。初めて のドイツ行きでしたが、日本から参加された方々やヨーロッパなどに在住されている日本人の方々、ヨーロッパ各国の方々との将棋を通じた交流が持てたこと、 さらに個人的には、なでしこジャパンが優勝した翌日、ドイツの新聞にベトナム系ドイツ青年との将棋交流対局の様子が大きく写真入で掲載されたことは、何物 にも代えがたいすごく記念になる出来事で、本当に忘れられない有意義な旅でした。フランクさんご夫妻と再会、チェックイン後、部屋へ荷物を運んでから17時より開会式です。琴の演奏を交えた開会式で、ルートヴィヒスハーフェン市長挨 拶、そのあと日本将棋連盟を代表して、瀬戸博晴六段が挨拶をされました。高田尚平六段、片上大輔六段・北尾まどか女流初段ご夫妻も出席されていました。参 加者は92名(15カ国)で、日本人は14名が参加しました。そのうち日本からは7名、それとヨーロッパや香港在住の日本人の方々が7名です。16日(土)6時30分に起床、8時から朝食、9時から4回戦、午後から5回戦、6回戦の開始です。対局終了後、ついつい感想戦をその場でしていると、運 営役員より「静かに」と注意を受けました。対局マナーは、日本より徹底されていると感じました。ヨーロッパの選手の中には、日本語が少し出来る人がおら れ、交流を持つことが出来ました。それと、今日は、ヨーロッパ将棋選手権の準決勝・決勝および表彰式、こども大会の表彰式が行なわれました。
チェスのIMん家行ってきた。1勝2敗でした。やっぱ強いー。「ヨーロッパに海外普及にくるプロ棋士はなんで英語が話せないの?」って質問されてしまいました。「日本人は英語話さないんです」「羽生善治は話してたよ」「いえ、あの方は特別です」
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昨日、HIDETCHI氏がYouTubeにあげていた How to Play Shogi(将棋)の再生回数が10万回を超えた。
同氏がこのビデオをYouTubeにアップしたのが2008年の9月5日なので、約3年弱で10万回再生の大台に乗ったことになる。
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