外務省が昨日(25日)発表をした。
- 7月28日(木曜日),外務省は,飯倉公館において平成23年度外務大臣表彰式およびレセプションを行います。
- 今回表彰されるのは,個人68名,30団体(うち国内での受賞者は個人16名,3団体。海外での受賞者は52名,27団体。)であり,表彰状が授与されるほか,個人には副賞(正絹風呂敷)が贈られます。
- 外務大臣表彰は多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績の あった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
上記のリンクしたページの、受賞者(個人)のPDFファイルの表の上から2番目に青野九段の名前があり、「将棋を通じた日本と諸外国との文化交流の促進」が功績事由となっている。
日本将棋連盟もお知らせを出している。
この度、青野照市九段(58歳)が「平成23年度外務大臣表彰」を受賞いたしますのでお知らせ致します。
尚、同賞につきましては、将棋界では初めての受賞者となります。青野照市九段のコメント
この度の受賞は海外普及に携わった方々を代表して受ける意味で、大変うれしく思います。30年前ロンドンの大会への渡欧から始まった普及も今年、パリで国際フォーラムが開かれるまでになりました。今後は"将棋をオリンピックに"を目標に、尽力するつもりです。
1982年の夏、アメリカの某大学のサマースクールで勉強したことがありますが、そのとき知り合ったフランス人がチェス好きで、将棋を教えることになりました(私は、囲碁と共通した読みの通用する終盤はともかく、それ以外はまったくの低棋力で、そもそも自分で将棋を指すことは滅多にないのですが)。夏の終りに彼から英語で将棋が勉強できる本がほしいと頼まれ、帰国後に送ったのが、青野先生の日英両文の本ではなかったかと思います。もう、そのフランス人の名前も、本の題名も忘れてしまいましたが、青野九段の表彰のニュースや、やはり最近流れたフランス人への将棋普及の話などを読み、あの彼は今でも将棋を指しているのだろうかと、なつかしく思い出しました。
投稿情報: 指さない将棋ファン | 2011年8 月 1日 (月) 11:11
>指さない将棋ファンさま
1982年というともう30年近く前ですね。フランスは国内の大会もあちこちで行われているようになってきたので、仮にやめていてもまた将棋に触れる機会ができて再開されるかもしれません。
投稿情報: takodori | 2011年8 月 2日 (火) 12:57