Google News で毎日 shogi という単語が入ったネット上のニュースをチェックしている。本日、DAILY YOMIURI(読売新聞社の英字紙)で shogi という単語の入った記事があるのを見つけた。
Hideyoshi (1536-1598) liked one of Shinzaemon's scabbards so much that he decided to reward the retainer.
"I want to give you a reward. You can have anything you want," Hideyoshi said. In reply Shinzaemon said: "In that case, please give me one grain of rice today, then two grains tomorrow, and four on the day after that. Please continue to double the grains of rice for the same number of days as there are squares on a shogi board." (A shogi board has 81 squares.)
要するに、望みの物を取らせるといった秀吉に対し、新左衛門が一日目は米を一粒、二日目は米を二粒、三日目には米を四粒というように、毎日前日の2倍の数の米粒を、将棋の升目の数の日数(81日間)続けて欲しいといって、秀吉が最初いとたやすいことと言ったが、何日か経つ内に事の重大さがわかって別のものにしてくれ、といったとかいわないとかの有名なエピソードである。この逸話が、日本の新聞社や出版社から英語になってネットで紹介されるのはおそらく初めてではないかと思う。
この英文からは、将棋が16世紀には日本でかなり広まっていたことが窺える。そういう読み方をする人が海外に出てくることを期待したい。
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