筆者の仲間の一人が、ドイツ人のジャーナリストVon Dr. Rene' Gralla氏の要請に応じて『将棋世界』誌の前の編集長を通じて記事を書いた共同通信の石山氏の許可を取り、同氏がカスパロフ邸を訪れて書いた1999年8月号の記事と写真が、ドイツの将棋ポータルサイトのひとつwww.shogi.de の管理人夫妻による日本語からドイツ語への翻訳協力を得てchessbase.com のドイツ語版 chessbase.deで紹介された。カスパロフが将棋を指したこと自体は、筆者も shogi-l で文字情報で当時伝えたが、チェスファンが多く訪れる chessbase.com chessbase.de にカスパロフが将棋を指している写真が載ったのは初めて。写真や映像の力は文字情報とは比べ物にならない。前世紀の古いネタだが、chessbase.com chessbase.de の読者にとってインパクトがあればいいと思う。
本当は、この写真は、日本将棋連盟が英語のホームページを開設して、そこに載るのが最善手だったのだと思う。chessbase.com chessbase.de に載せたのは、次善の策である。
< 追記 > 写真が載ったのは、ドイツ語版でしたので、chessbase.com を chessbase.de に訂正しました。shogi.de の管理者によれば、chessbase.de の一日のアクセス数は10万件あるとのことです。
初めてコメントする者です。よろしくお願いします。
さすがはカスパロフと思った懐かしい記事ですが、チェスベースに載ったなんて凄いですね。ドイツ語がわからないのですが、棋譜への評価はいかがなものなのでしょうか。
皆様のご努力を尊敬します。
投稿情報: ぽろっく | 2008年1 月 9日 (水) 19:00
> ぽろっくさま
ありがとうございます。励みになります。
記事を書いた石山記者は、当時の将棋世界に「さすがのチェスの世界チャンピオンも、駒の動かし方を覚えたばかりではヘボ三段にも分が悪い。しかし、超初心者では絶対に指せない手をカスパロフは随所で指した。」と書かれています。
投稿情報: takodori | 2008年1 月10日 (木) 00:23
どうもありがとうございました。僕も当時「超初心者では絶対に指せない手」があるなあと思ったものでした。
チェス雑誌を見ていると、たまに将棋の話を見かけます。もう古い記事ですが、イギリスの Luke McShane は(今や強豪プレーヤーですが)、子供時代のインタビューで趣味に将棋を挙げていました。
投稿情報: ぽろっく | 2008年1 月10日 (木) 09:52