アジア国際学生将棋交流企画の初日(8/17)の企画の成果物がそのスタッフブログにアップされてきている。パワーポイントや Youtube などを当たり前のように使っているので、筆者の学生時代とは全然学生の表現力が違っているのに正直に驚いた。
集まった学生の英語によるアジアの将棋類についてのプレゼンテーションに対する羽生三冠のコメントが載せられていて、三冠のシャンチー、チャンギ、マークルックについてのゲーム観が披瀝され、それらと比較をする形で、将棋が日本文化を色濃く反映したゲームであることが語られている。羽生三冠は、チェスの国際大会によく参加していることは知られているが、チェスだけではなく、アジアの将棋類についてもよく通じているようだ。
アジア国際学生将棋交流企画に集まったアジアの学生達は、本日は杉並将棋まつり、21日には駒師の訪問などのフィールドワークもこなし、その他の時間は精力的に外部講師のレクチャーを聴き、ディスカッションを行って、最終日の一般向けの「アジア学生将棋フォーラム」での報告を準備している。一般公開されるアジア学生将棋フォーラムは、21日(火)の午後6時から本郷の東大キャンパス内の弥生講堂で行われる。日本語の通訳が用意されるはずなので、時間の取れる方は出かけてみてはいかがだろうか。
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