最近のトラックバック

Powered by Typepad

Blog Tracker Code(J)

  • Blog Tracker Code

Google Analytics

« 世界コンピュータ将棋選手権大会ルール第3条 | メイン | Kyodo News の英語将棋記事をグーグルキャッシュで拾う »

2007年1 月19日 (金)

コメント

暇人

来週にも将棋プロトコルの原案を発表とは素早いですね。期待してしまいます。
この作業は、コンピュータ将棋界の将来を左右するほど重要なことだと思うので、コンピュータ将棋関係者はTord氏の動向を見守り、適切な助言をしていくことが大切だと思います。

あと、うさぴょんはオープンソースではないということですが、同じ作者の「れさぴょん」はオープンソースとは違うのでしょうか。すいません、れさぴょんの説明を読んだだけでは判断できなかったので、どなたか教えていただけるとありがたいです。まあいずれにしろ、れさぴょんは盤面表示に日本語を使っているので、そのままだと外国の人が使うのはちょっと無理ですが。

http://homepage1.nifty.com/Ike/lesserpyon/

香山

ソースを公開しているものは、他にGPS将棋(第15回選手権では8位入賞)のメンバーが開発しているOSL(OpenShogiLibrary)というものもあります。
OSLは大会に参加しているGPS将棋とイコールではありませんが、そのベースになっていると思われます。(ソースを公開している中では一番強いのではないでしょうか)

なお、このOSLを他の開発者が利用してコンピュータ将棋選手権に別途参加することも可能です。
ただし、ソースは難解と評判ですが…。
http://gps.tanaka.ecc.u-tokyo.ac.jp/osl/


昨年のコンピュータ将棋選手権で優勝したBonanzaは、CSA将棋 for Windows をGUIとし、その思考DLLという形で公開されています。
他にも、Bonanzaのサイトからいろいろなツールへのリンクがあります。
http://www.geocities.jp/bonanza_shogi/

また、定跡ファイルとしましては、「宮本定跡」というものが公開されています。
(柿木形式ですが)
http://members.ld.infoseek.co.jp/jyouseki/page002.html


いずれも日本語のみだと思いますので、Tord氏が利用するにはサポートが必要ではないかと思いますが…。

takodori

> 暇人さん

 「オープンソース」の定義は wikipedia や、「みんなの考えたオープンソース」(http://ukai.org/wiliki/wiliki.cgi?%A4%DF%A4%F3%A4%CA%A4%CE%B9%CD%A4%A8%A4%BF%A5%AA%A1%BC%A5%D7%A5%F3%A5%BD%A1%BC%A5%B9&l=jp)などを読むと、混乱があるようですね。先方は公開された将棋のソースがあればいいはずなので、そこは定義にこだわらず実践的に行きたく思います。

>香山さん
 情報ありがとうございます。公開ソースを基にしたプログラムでも選手権に参加している例が増えているということですね。
 先方は相当な情熱をもって取り組むようなので、言語のサポートは必要最小限で住むかなとは思っています。それでも結構な工数になるでしょうが。

mhatta

ソースコードが公開されているのと、そのソースコードを第三者が自由に再利用して良いというのとは全く別の話です。誤解している方も多いようですが、「オープンソース」とは、ソースがオープンであるということだけではなく、ソースが目的を問わず自由に再利用できるということも保証するものです。

例えば、有名なチェス思考エンジンCraftyのソースコードは公開されていますが、個人用途以外の利用はライセンスで認めていません。特に、Craftyを改変したりその一部を利用したプログラムをコンピュータチェス大会に参加させることは明示的に禁止されています。OSL将棋のライセンスはGPLとのことで安心ですが、おそらく他の将棋思考エンジンで、ソースは公開しているものの似たようなライセンスが適用されているものはあるのではないかと思います。

「定義にこだわらず実践的に」とおっしゃるが、Tord氏を余計な揉めごとに巻き込まないためにも、むしろライセンスには留意したほうが良いのではないでしょうか。

まあ、そのあたりは氏も自分で調べると思いますけどね。

mhatta

あと、どうでもいいことですが私の日記名はBluseではなくてBluesです。

takodori

>mhatta さん

 貴重なアドバイスありがとうございます。言われてみればその通りですね。認識を改めて留意いたします。また、再三、ブログ名に typo があり失礼をいたしました。

この記事へのコメントは終了しました。