The Japan Times Online で、羽生三冠の特集記事が読める(英語)。The Japan Times Online では記事のアーカイブズは有料なので、後に必要となる方は無料で読める今のうちにコピーをしておかれるとよいと思う。
内容は、羽生三冠の略歴に始まり、七冠達成の偉業を伝え、将棋の祖先となるゲームへの言及、出身地と現在の住まいの地域、そして、著書「決断力」の紹介と、ライターのRAJU THAKRAR氏による日本将棋連盟で行われた一問一答など。面白いのは、「もしプロ棋士になっていなかったら」という問いに「タクシードライバー」と答えているところ。このライターは、拉致問題や、いじめの問題についても羽生三冠のコメントを引き出している。
当欄としては羽生三冠の次の認識を重く受止めたい。
Do you think Japanese culture has anything to offer the world in the 21st century?
Yes, it has a different way of looking at things, which I think is appealing to other countries. However, Japanese people are not very good at marketing their culture.
この受け答えは、日本語で行われて記者が英語に訳したものなのか、それとも英語で行われたものなのかは記事に触れられていない(Raju Thakrar記者は、「決断力」の読者と自分を紹介しているので、日本語がかなりできると思われる)。
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