世界最大のSNS「マイスペース」が日本に上陸し、昨日からサービスが始まった。
ソフトバンク社プレスリリース:世界最大のSNS「マイスペース」の日本版「マイスペースジャパン」、本日よりベータサービス提供開始
SNSというと招待制の mixi が国内では大手だが、マイスペースは、「オープン型、ワールドワイドに展開するSNS」であり、mixi とは毛色がかなり異なる。最大の違いは、ユーザープロファイルや、コンテンツがメンバーでない人でも閲覧ができることがあること、つまり、マイスペースは、SNSでありながら閉じた空間ではなく、インターネット上の非メンバーにも開放された空間ということになる。
上記プレスリリースによれば、現在の登録ユーザー数は1億2500万人で、毎日約32万人のユーザーが増え続けているという。そのうちのほとんどは、今のところ日本人ではない。そういう外国人ばかりの空間に shogi のコミュニティが既にできているのかどうか調べてみた。
マイスペースには趣味・嗜好・関心を同じくするものが集まる Group がたくさん作られており、様々なコンテンツが載せられている。Group を新規に作ったり、書き込んだりするにはメンバーになることが必要だが、公開の Group のコンテンツはインターネットに繋がっている者なら誰でも見ることができるようだ。shogi のグループとしては以下のようなものがあった。
ざっと読んでみたが、まだまだ、参加者が少なく、交わされている情報の内容も、正確でないものがあったり、古い情報があったりもしている。ただ、マイスペースは10代の若者が多く参加しているようなので、上記のようなコミュニティで将棋の情報提供を継続的にしていけば確実に外国人の将棋に関心のある若者に届くし、コミュニティも発展すると考える。
また、マイスペースにはブログもある。これもマイスペース内で閉じているブログではなく、ネット上の誰もが読めるブログのようである。shogi について最近公開されたブログエントリーを拾ってみよう。
Japanese Influence(By Nonopinion) (英語)--- Nonopinion さんはプロファイル上は、24歳のテキサス州の女性。碁や将棋、花札にはまっているようだ。
マイスペースは、音楽、動画の投稿などもできるようで、表現の形式は多様である。日本の棋士も英語でマイスペースを使って(マイスペースでなくてもよいが)等身大の自分を表現してみてはどうだろうか。日本で最初に英語でブログを始めたプロ棋士という称号は早い者勝ちであるし、刺激的な表現を使えば、英語でプログを書くのは名人・竜王になるのに比べればずっと簡単なはずである。
少なくとも私では無理ですが、何人か出来る方はいらっしゃるでしょうね。
確かに英語でブログを書く事は、手軽に海外に普及をする方法になるかもしれませんね。
投稿情報: とーやま | 2006年11 月 9日 (木) 14:05
とーやまさん コメントありがとうございます。
過分にもTBもいただきまして感謝です。マイスペースの場合は、音楽系に強い、という特徴があるので、音楽に詳しくて、外国語もできる棋士が、それなりにプロフィールを練って表現をしていけば、かなりりいけるかも、と思っています。
投稿情報: takodori | 2006年11 月10日 (金) 00:22