42種類のクラシックゲームをひとつにまとめ、その中に Shogi と Hasami Shogi が含まれている任天堂 DS のソフトウェア Clubhouse Games(42 All-Time Classics)は、「 だれでもアソビ大全」の海外版だが、日本語版には無い重要な機能がある。それは Wi-Fi による対戦機能だ。海外版を購入したユーザーの自宅がブロードバンド環境にあればWi-Fiを使って異なる国のユーザーと対戦が楽しめるが、日本語版ではそれができない。また、外出先でも、アクセスポイントから Wi-Fi 接続による対戦が楽しめる。
アメリカでは、6,000ヶ所のマクドナルドの店舗にアクセスポイントが置かれる。 ブロードバンド環境が日本に比べて普及していないイギリスでは、公衆無線インターネットサービスを提供しているBT OpenzoneとThe Cloudと提携し、玩具店は勿論のこと、駅のカフェ、図書館、ホテルなど、日本では置かれていない場所にも設置され、その数は7,500ヶ所以上にも及ぶ。(WikipediaのニンテンドーWi-Fiコネクションの項目より)
将棋ではなくて恐縮だが、Wi-Fi を使ったダーツ対戦にはまっているあるユーザーのブログエントリー(英語)を見つけた。ちょっと訳してみる。
「(はまってしまったのは)世界ランキングシステムをいれてくれた任天堂、アジェンダのせいである。そのため、ただ相手をやっつけて勝とうとするだけではなく、気が緩まないようにすることになる。さもなければ、世界ランキングを滑り落ちることになるかもしれない。いま、僕はダーツで4633人中854位である」
まだ、確認できていないが、Clubhouse Games の将棋でも Wi-Fiを使った対戦ができ、 World Ranking System が用意されているものと思われる。そうだとすれば、ソフトが販売されている国からだけという限定はあるが、日本以外の将棋プレーヤーが数多く参加している将棋の世界ランキングが Clubhouse Games のユーザーコミュニティ上にできあがっていくことになる。
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