16日より稼動を開始した富士急ハイランドの落下角度世界最大のギネス記録認定を受けたローラーコースターの「高飛車」を紹介する英文記事で、「高飛車」が将棋の戦術であることに言及している記事を見つけた。(和訳は筆者によるもの)
The name of the ride is “Takabisha,” which describes an old shogi (Japanese chess) tactic where you place your rook in an offensive vanguard position. We spent some time trying to work out the significance of this—until we realized it also means “high-flying-car.”(この乗り物の名称は「高飛車」といい、飛車を攻撃的な中段に配置する将棋-ジャパニーズチェス-の古い戦術の意味がある。もうひとつの、高い-飛んでいる-車、という意味もあることに気づいて、この名称の意義を解明しきるのには少し時間が必要だった。)
この英文記事は、Metropolis Magazineという日本在住の英語を解する外国人を主な読者対象としている雑誌のようで、ABC調査では毎週3万部出ているとのことであり、また、そのインターネット版は自称では3万人の定期読者がいるということなので、結構読まれている媒体のようだ。
富士急ハイランドには英文のページがあり、さまざまなアトラクションが英語で紹介されている。しかしまだそのページに「高飛車」の項目はまだ現れていないようである。
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