年末の12月27日から29日まで、ポーランドのクラクフで、第1回クラクフ将棋トーナメントが行われる予定である。英語のアナウンスがこれ。
Shogi prospect :: View topic - Tournament in Poland 27-29.12.09 Krakow
THE ORGANIZATIONAL ANNONCEMENT of
the Ist CRACOW SHOGI TOURNAMENTORGANIZERS· Malopolska Chess Association
· The Manggha Museum of Japanese Art and Technique
DATE & PLACE OF GAME
The tournament will take on 27 - 29 December 2009 y. as
a part of the 20th International Chess Festival Cracovia'09, in
Electrical Secondary School No. 1
Poland, Cracow, 49 Kamieńskiego st. (以下略)
開催場所の The Manggha Museum of Japanese Art and Technique という文字に惹かれて、少しどんな場所なのか調べてみたところ、日本語では、日本美術技術博物館という名称の施設のようだ。
日本美術技術博物館 Manggha マンガ(駐日ポーランド共和国大使館)
アンジェイ・ワイダ監督の発意によるクラクフ日本美術技術センター"Manggha"の設立は、監督が「京都賞」を受賞された賞金、13万8千人による募金協力と両国政府の援助により実現され、1994年11月30日に開館しました。クラクフ国立博物館所蔵の浮世絵を主とする日本美術の展示の他、日本関連の様々な企画展示・催しが行なわれ、両国の文化交流拠点として定着しています。
日本美術・技術センター“マンガ”館
ヴァヴェル城の川対岸にあります。
近代的な建物です。ガイドブックによると、この施設は、著名な日本美術コレクターだったフェリタス・マンガ・ヤシェンスキ氏(故人)が収集した日本美術コレクションが展示されています。
マンガ館とあったので、日本のマンガの展示かと思いきや、全然違いました。
浮世絵だそうです。安藤広重とか、歌麿、写楽など4600点の浮世絵があるそうです。
2つめにリンクした記事に建物の写真があるが、このような日本伝統文化の発信の場となっている博物館を会場に選んで将棋のトーナメントが催されるというのは、現地の主催者の意気込みとセンスがなければ実現されないことである。ぜひ、成功して欲しいと思う。
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