梅田望夫氏の破格の宣言が出て、日本の内外から既に将棋の海外伝播においても見逃せない反応、動きがでている。とにかく早い。筆者としても、翻訳に直接タッチするかどうかはまだわからないが、後方支援的な役割は最低限果たしていくつもりで、同時に、『シリコンバレーから将棋を観る』効果について、可能な限り当ブログで追いかけていこうと思う。
いまのところ、以下のような反応、動きを把握している。
Yoko Ishikura’s Blog » Blog Archive » 「シリコンバレーから将棋を観る」
さらに、「将棋」というものの想像を絶するような深さと広がり、日本の財産としてのすばらしさ、これを世界にわかるように知らせることの必要性を今まで 以上に感じました。以前から「将棋を世界に知らせたい」と何となく思っていたのですが、「今の時代の先端的な実験場である将棋」という位置づけで知らせる ことができるのではないか、と強く思いました。
正直言うと将棋なんてやったことありませんし、そもそも将棋盤も駒も見たことすらありません。でも、二年前に『ウェブ進化論』に魅せられた僕には買わないという選択肢はありませんでした。
やってみました。とりあえず「はじめに」が終了。はい、めっちゃ時間かかります。一人でゼロから全部英訳するのってかなり非効率。僕の友人が以前『ウェブ時代をゆく』を全英訳しましたが、はちゃめちゃ大変そうでした。そこで考えました・・・
ここから提案です。
この英訳、wikipedia-likeにみんなでやりませんか?まず僕を含め7人ほどメインの翻訳者を集めます。この7人で分担してひとまずbriefly全部を英訳してしまう。そして出来上がった訳をこの7人含め不特定多数のひとで修正・improveさせる。ずばりオープン・ソースですね。『ウェブ進化論』で勉強させていただきました。プロジェクトの中心に少数のメインプログラマー、その周りにサポート役としての多数の辻プログラマー。オープンソースを活用しての翻訳に関してFacebookが数ヶ月でそれを成し遂げるという大きな実績をすでに残してます。
Facebookにできて、僕らみんなにできないなんてことはありえないでしょう?いま僕と友だち2人とでgoogle docs上でそれぞれ訳をアップし始めてます!興味ある方がいましたら一緒に梅田さんの試み、
むろん、何が起きるかはわかりませんが、将棋のグローバル普及という文脈で何か面白いことが起きればと思い、本書についてはこういう新しい試みに挑戦してみることにしました。See what happens! ということで。
に乗ってみませんか?
梅田望夫さんの『シリコンバレーから将棋を観る』全訳プロジェクト!! - カリフォルニア留学記
まずは、一番乗りで手を挙げさせていただきました。
その上で、すぐにできることとして、このブログで仲間集めのお手伝いします。
「カリフォルニア留学記」は、留学志望の方やITリテラシーの高い方がよく読んでくださっているようなので、興味のある方も多いと思います。
挑戦してみましょう。
このようなプロジェクトができるといいなとは著書を一読したときに漠然と思ったが、将棋をやったことがない人が、このようなプロジェクトをキックして、すでに「はじめに」を訳し終えている、という事態は完全に筆者の想像力を超えていた。自分はもう若くはないな、ということを痛感したと同時に、今までのささやかな蓄積から、この英訳プロジェクトにできることを貢献していこうと今は思っている。
<追記>
梅田氏からも、この「みんなで丸ごと英訳」プロジェクトについてのエントリーが起こされていたのに後から気づいた。リンクを追加する。
「みんなで丸ごと英訳」プロジェクトの発足 - My Life Between Silicon Valley and Japan
<再追記>
フランス語のPJを立ち上げるべく手を上げた方がでた。再度、リンクを追加する。
英訳プロジェクトに続き、フランス語訳プロジェクトも! - My Life Between Silicon Valley and Japan
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