将棋の公開対局は、たいていの場合、大盤解説が対局場のすぐ脇で行われており、解説者のしゃべっていることが観客だけではなく、対局者にも聞こえてしまう環境で行われるのが普通だと思う。かといって解説がなければ、対局者はよいが、訪れた多くの将棋ファンは盤上で何が起こっているのかよくわからない、というジレンマがあるイベントであったが、それをを解消するような工夫が北九州ハイビジョン将棋フェスティバルで行われていたようだ。
のぺのげ Part3: 北九州ハイビジョン将棋フェスティバルとか
最後は竜王vsたにがわ先生の記念対局.
観客はイヤホン(恐らく同時通訳のときに使うもの)をつけて,別室の解説を聞きながら対局を見られます.
3つのハイビジョンに,盤面,大盤解説,対局者の姿が映し出されていてそれを客席から見られるわけです.
解説者が対局者を気にせずにどんどんしゃべれるのが特徴ですね.
北九州ハイビジョン将棋フェスティバルは今年のが第18回ということなので、以前からこの方式で対局イベントが行われていたのかもしれないが、筆者は上記のエントリーで初めて知った。北九州国際会議場のような国際会議場は全国各地にあると思う。公開対局の対局場所として、今後もっとその利用が考えられてもいいのかな、と思った。
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