将棋が競技として採用されないアジア大会に関しての逆転の発想

　２００６年のドーハ大会ではチェスだけであったが、２０１０年に中国の広州で行われるアジア大会では、ボードゲームとして、チェス、シャンチー、囲碁の３つが競技種目になっている。その４年後のアジア大会は韓国の仁川で行われるので、シャンチーがどうなるかはちょっとわからないが、チェスと囲碁は多分そのまま競技として残ると考えている（韓国では囲碁が盛んである）。将棋以外のボードゲームが、アジア大会の場で注目されることになるのは確実な情勢。

　競技として将棋が採用されないアジア大会で、将棋が注目を浴びるようになるにはどうすればよいだろうか。筆者はその方法は、いろいろと難しい面はあるのだろうが、日本がチェスの代表に真の国内最強メンバーを選んで送り込むことだと思っている。その最強メンバーが好成績をあげれば、かなりの高い確率で shogi がアジアに向けて発信されることになると思うのだがどうであろうか。