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« 王位戦第6局の2ちゃんねる該当スレッドの勢いのピーク値 | メイン | HIDETCHI氏に寄せられた北欧風POPと中華系POPの将棋の国際駒のデザイン »

2009年9 月12日 (土)

コメント

HIDETCHI

実は私もdaichanさんのブログで同じコメントを見まして、とても悩んでいたところです。
これまで、チェス用語で置き換えるのが一般的だと思い込んでずっと使ってきたので、そういう考え方の人がいることに今更気づかされて、少し驚きました。これだけビデオ作って、今更変えられませんしw

私の個人的意見としては、やはり無理に日本語で押し通すのはあまりよくないと思っています。柔道は世界中でメジャーなスポーツなので日本語でも通用しますが、世界的に超マイナーな将棋は、日本語を押し付けられるほどの立場にいないと思います。普及の障害になってしまいそうです。

もちろん、Anagumaなど、なぜか既に通用している用語はできるだけ日本語で行きたいですが、34fuとか、23narikyou なんて棋譜表記はありえないと思います。。。
高橋先生の言うように、せめて挨拶ぐらいは日本語が広まってくれると嬉しいとは思いますね。実際、playOKで指すとき、外国人が「yoroshiku onegaishimasu」と言ってくれる事が多く、とても嬉しく感じます。

a2living

現実の流れとして棋譜の表記はチェスに準じたものがすでに標準になっている感じがします。 日本の方はぴんときていないかもしれませんが、柿木さんのKifu for Flashを使ったサイトを日本語対応以外のパソコンで閲覧すると棋譜表記はP-7fのような英語表記で表示されます。 PlayOKでも34fu という人とP3dという人の割合は1対5くらいですね。 Hidetchさんの言うとおり、アナグマはなぜかAnagumaですねえ。

takodori

> HIDETCHI さま、a2living さま

 将棋界としては主体性のないことにはなりますが、現実論としては、シャンチー界が Non-Chinese への普及に、駒の名称を中国語で行くのか、英語で行くのか、が決定的に重要かなと今は思っています。今後の中国が国際社会に占めるであろう地位を考えると、それに倣わざるを得ないかなと考えています。

ginsho

シャンチー界では1982年にAsian Xiangqi Foundationによって英語の駒名称、棋譜記述方式が定められているようです。海外普及の中心的組織と思われるWorld Xiangqi Federationも、このAXFの案を採用しています。WXFはこれを"OFFICIAL"と表現していますので、シャンチー界はチェス式に近い英語表記で普及を行っていく、ということではないかと思ってます。
↓内容はこちらで読めます。
http://www.wxf.org/xq/computer/wxf_notation.html

このページはWXFのサイトの"Computer Xaingqi"カテゴリに含まれていますが、AXFの英語版公式ルールと同様の表記となっているので、コンピュータシャンチー分野に限定した表記法ということではなさそうです。

チェス駒とは機能が大きく異なる兵と師にPawn、Kingの語がそのまま当てられている一方で、車はRookでなくChariot、馬にはKnightでなくHorseの語が当てられていたりしていますが、個人的に違和感は感じません。
というか、この表記法が"OFFICIAL"とうたわれていることの方が、具体的な表記の妥当性より重要かなと感じました。

OFFICIALの冠に相応しい完璧な表記法について知恵を絞るのことも重要と思いますが、まずは策定してしまうこと、そのうえで継続的に議論を重ね、問題点に手を入れて改良していくことの方が海外普及で出遅れている将棋界には有効ではと思ってます。

takodori

> ginsho さま

 貴重な情報をありがとうございました。上記は初めて知りました。勉強したいと思います。1982年の制定のあと、1995年に駒の名称が改定されているようですね。そこで、Rook と kNight が Chariot と Horse に置き換えられたのではという仮説が浮かびました。

HIDETCHI

youtubeでシャンチーのビデオを探してみたのですが、以下のように言っています。

http://www.youtube.com/watch?v=Sy4xpZVFn5c
 ・車 Rook
 ・馬 Knight
 ・砲 Cannon
 ・士 Guard

http://www.youtube.com/watch?v=CKcWHa5Wn_Q
 ・車 Rook
 ・馬 Horse
 ・砲 Jumper
 ・士 Protector
 ・そしてなんと、将と帥を、King と Queen !?

とりあえず、英単語表記が一般的ということで、安心しました。
中国語は全て1音節だし、English Speakerにとっても発音しやすいのでいいですが、日本語は音節が多いし、English Speakerからすると母音全てにアクセント付けて発音せざるを得ず、億劫な言語なので、やっぱ辛いだろうなと思ってました。

たいがあ

この問題ですが、海外の将棋人口が一定数に達しないと議論のテーブルにもあげられないという気がします。ただ、最近Bonanzaは棋譜表記ではFu, kaku, といった日本式の呼び名を使っている点では好感が持てます。PlayOKやBrainKingのような海外の将棋サイトで日本語の表記が選択できるようにできるという、地道な策が現状では有効ではないでしょうか。実際のところ、漢字を使う中国語圏では日本の棋譜の方が使いやすいという声も聞かれます。Bonanza表記はかなり普及の可能性があると見ています。

HIDETCHI

はい、漢字を使う国ではやはり日本の棋譜の方が良いでしょうね。でもその場合、読み方は各国語での漢字の読みになりそうに思うのですが、どうなんでしょう。「7七角」は「チィーチィージャオ」みたいに。
韓国の場合も、駒の名前は漢字読みされそうな気がしますけど。

takodori

 漢字を使う国では、その国の読みになってしまいがちなのは、多分そうでしょうね。そう読むほうが楽というか、自然ですから。わたしもシャンチーとかチャンギの駒の名前を全部向こうの発音で覚えているかというと怪しいです。ついつい日本語読みで済ませてしまうんですよね。特に日本人同士で指しているときは。

まいける釈尊

NHK-TV のピーター・バラカン氏の番組では、金将:Gold General、銀将:Silver General と紹介されていました。

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