将棋では、この9月から本間六段が文化交流使として9ヶ月間フランスに滞在し、そこを拠点としてヨーロッパ各地で普及活動を行う予定が伝えられている。
囲碁では、既に小林千寿五段が文化交流使としてウィーンに滞在しており、その活動レポートが日本棋院のホームページ内で読めるようになっている。
制度上、文化交流使は、活動を終えた後に文化交流使活動報告会を行うこととなっている。われわれの血税を使うのだから物見遊山であってはならず、活動の成果を公にするのは当然といえば当然である。ただし、事後に報告を行うのでは、活動期間中に現地の日本人コミュニティの心ある人などからの協力は得られないことになる。おとなりの囲碁界に上記のようないい見本があるのだから、本間文化交流使の活動内容も、同様に日本将棋連盟のウェブサイトで適宜発信されるといいと思う。
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