所司七段がシャンチーの国際大会出場のニュースソースに少しびっくりした

　所司七段がシャンチーの国際大会に何度も出場経験があり、今年も出場の予定があるのは、5/16付けの所司七段ブログを読んでいる方であればほとんどが知っていることであろうが、日本将棋連盟が、８月のお知らせとしてそれを伝えている。

「第１回ワールドマインドスポーツゲームズ」（ＷＭＳＧ）に所司和晴七段出場

　10月北京で行われる「第1回ワールドマインドスポーツゲームズ」（ＷＭＳＧ）のシャンチー(中国象棋)の種目に所司和晴七段が日本代表選手の１人として団体戦(10月13日から18日)に出場する。
　また10月20日から26日にシンガポールで行われるアジア選手権（団体戦）にも所司和晴七段は日本代表選手の１人として出場する。

　筆者の記憶が正しければ、日本将棋連盟のホームページで、プロ棋士が海外の将棋以外の棋類（チェス・シャンチーなど）の競技会に参加するというニュースが流されたことはなかったように思う。今年の10月のワールドマインドスポーツゲームズには日本の将棋は取り入れられていないので、そのような大会にプロ棋士が参加するのを同連盟が伝えるのがちょっと不思議に思えた。

　これは、日本将棋連盟が、第2回以降の「ワールドマインドスポーツゲームズ」の種目に将棋を取り入れさせたいという意向を持っているということなのだろうか。よくわからないが、いろいろと興味深いお知らせではあった。